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連載【生活者一人ひとりのウェルビーイングを実現させる――「ウェルビーイング産業の夜明け」】Vol.7
“女性の健康課題”を、コミュニケーションの力で変えていく。「博報堂 Woman Wellness Program」の輝く青写真

2024.02.16
(左から)亀田、安並、白根、下萩、前田
2022年12月、博報堂の社内横断プロジェクト「博報堂 Woman Wellness Program(略称:WWP)」がスタートしました。月経や妊娠、更年期といった“女性の健康課題”は、なかなかオープンにされず、周囲の理解も得られにくいもの。女性自身も十分な知識があるとはいえません。WWPでは生活者との“対話”、そして有識者との“共創”により、女性の健康課題をクリアする事業構想をサポート。部署を超え、年齢も性別も超えて集ったメンバーが描く、ウェルネスでウェルビーイングな社会とは?

シニア、子育て、キャリジョ……多様なメンバーの知見を集結

安並:「博報堂Woman Wellness Program(以下:WWP)」は社内横断プロジェクトなので、メンバーは様々なバックグラウンドを持っていますよね。私はシニアビジネスフォースの調査研究プロジェクト「新大人研」の所長・安並まりやと申します。本日はファシリテーターを務めますので、どうぞよろしくお願いします。

白根:安並さんは、なぜ「シニア」を専門に?

安並:日本は世界一はやく高齢化社会を迎える国です。その割には生活者が欲しいと思う商品やサービスが、私が始めた当初は少なく、需要と供給に大きなギャップがあり、マーケティングで貢献できる部分が大きいのでは、と思いました。その点でシニアはとても注目すべき領域ですし、海外へ横展開できるプロジェクトにも出合えるかもしれない。女性の健康課題にも同じ可能性を感じています。

亀田:ビジネス開発局の亀田知代子と申します。ビジネス開発局内で博報堂の新たなビジネスチャンスを模索するなかで「フェムテック」をキャリジョ研と一緒にやりましょう、という話が持ちあがりまして。その流れでWWPに参加しました。でも実は5年ほど前から、キャリジョ研・前リーダーの松井博代さん( ※現・博報堂生活総合研究所 上席研究員)と「女性の人生をライフステージで区切るのではなく“フル”で見たい」と話していたんです。

安並:松井さんは色んな人に定期的に声をかけてくれてましたよね。あの種が今、開花したのかも。

亀田:そうなんです。当時から「一気通貫で女性の人生に伴走できれば、博報堂内のほかの研究所とも横連携できるし絶対面白いよね」と盛り上がっていました。ちなみに私は「こそだて家族研究所」の上席研究員で、長女の育休が明けた2012年から参加して、“子育て家族の知見”をマーケティングや社会に活かす取り組みをしていました。今やママだけでなく、パパも重要なプレイヤーですけどね。今日はその辺りもお話しできればと思います。

白根:博報堂キャリジョ研プラスのリーダー・白根由麻です。先ほどお話に登場した、前リーダーの松井さんから2023年の10月に引き継ぎました。そのタイミングでプロジェクト名に「プラス」を加えたんです。

安並:キャリジョ研はこのような社内の世代系プロジェクトの中で、まだ若いプロジェクトだよね?

白根:2013年からなので、ちょうど10年経ちました。発足当時は女性社員がまだまだ少なくて、とくにマーケティングではすごく希少だったんです。なので、「女性社員たちで知見をまとめてしまおう!」と、それでキャリジョ研が誕生しました。私は当時最年少だったんですけど、10年経って若い世代がどんどん入ってくれて、世の中の流れも変わってきました。女性が直面する健康課題やキャリアの積みにくさ、ジェンダーの問題に意識が向くようになってきたんですよね。それでキャリジョ研“プラス”として、テーマを社会課題系にシフトしました。

安並:なるほど。キャリジョ研プラスは今、何名でやっているの?

白根:20名です。 それと、亀田さんがおっしゃったとおり、女性の社会課題って「子育て」や「シニア」の領域も絶対に入ってくるんですよ。私達だけじゃできないなと気づいたこともあって、諸先輩方に声をかけています。

安並:続いての2人もキャリジョ研プラスのメンバーだよね。

下萩:はい、下萩千耀と申します。WPPには誘われるまま飛び込んだ……というのが正直なところなんですが、今はすごく参加意義を感じていて。更年期にしても出産にしても、当事者の人だけが語らなくちゃいけない問題ではないんですよね。自分もいつか直面することですし、男性も一緒に考えた方がいい。私個人としては「エンパワメントするんだ!」と拳を突き上げられると一歩引いてしまう面もあるのですが、そういう人も巻き込んでいくのはとても大事。逃げちゃいけないなと思っています。

白根:下萩さんはPR局所属なんですよね。

下萩:女性医薬品なども担当しているので、その知見も活かせるかな。

白根:次に紹介する前田君は、キャリジョ研プラス唯一の男性メンバーなんです。

前田:前田将吾と申します。キャリジョ研・前リーダーの松井さんがトレーナーで、「ジェンダーなどの社会問題に興味がある」と話したのを覚えてくださっていて。

安並:それが参加のきっかけだったんですね。ジェンダー問題のどんなところに興味があったのですか?

前田:やっぱりまだビジネス上で優位なのは男性の傾向が残っていると思います。一方で男性の中でもある種の規範というか、「男らしさ」を強要する雰囲気があるんですよね。それにずっと嫌気がさしていて。男性女性それぞれに与えている影響の形は違うと思うのですが、表裏一体の側面もあると感じたんです。立場は違えど、目指す社会としては同じ方向と言いますか。

安並:なるほどね。

前田:キャリジョ研プラスの主軸が社会課題になったことで、より居心地がよくなりました。WWPにしても、僕自身は女性の更年期の当事者にはなりませんが、男性でも更年期に苦しむ人も居ますし、女性だけが考える問題ではありませんよね。しゃしゃり出るのではなく、社会の一員としてやるべきことは当然ある。たとえば夫として、父として等いろんな視点で捉えていくのが大事だなと感じています。

男性を含めた「みんなの理解と共創」が必要不可欠

白根:前田さんの「社会の一員として考えたい」という意見は、すごく大事なポイントで。更年期調査(https://www.hakuhodo.co.jp/news/newsrelease/106300/)で監修を頂いた、大島乃里子先生(クレアージュ東京 レディースドッククリニック婦人科 顧問)によると、男性と女性はどうしても生物学的に違いがあって、女性の場合はホルモンに人生を左右されるんだそうです。一般的に、初潮から女性ホルモンの分泌量が増えていき、40代後半からガクッと落ちる。そこで「更年期障害」と呼ばれるほどの激しい変化が起こると言われています。

安並:いきなり体が熱くなって汗がバーッと出るホットフラッシュは、かなり認知されている症状だよね。

前田:更年期でなくとも、そして男性も「のぼせ・ほてり」を感じることはありますが、更年期はホルモンバランスによる作用機序なので、メカニズムや対処法が違ってくるんですよね。

白根:そう、ホルモンによる影響が大きいことを女性が知ることも重要だし、生物学的に違いがあるんだということを男性にも理解してもらう方が、お互い生きやすくなりますよね。たとえば私の友人はPMS(月経前症候群)でイライラしやすくなると、小学生の息子さんに「お母さんはガルガル期に入ったの。機嫌が悪くなりやすいから気をつけてね」って話しているそうなんです。

一同:ガルガル期、かわいい!

白根:自分の取扱説明書として「今は要注意だよ」って。そうすると息子さんもパートナーも気を遣ってくれるらしくて、家族全体がうまくいく。すごく上手じゃないですか?

亀田:うん、とってもいい。男性側の理解も深まりますね。

白根:そのようなこともあって「Woman Wellness Program」と銘打ってはいますが、ぜひ男性にも参加してほしいです。

下萩:数年前と、世の中の潮流も大きく変わってきている気がします。言える人から声をあげていくフェーズから、あまり言葉にしたくない人も男性もいろんな人を巻き込んで、みんなでその課題を共有するフェーズになったのかなと。このチームでそれを加速させて行けたら嬉しいですね。

安並:確かに「みんなで課題を共有する」のは必要不可欠ですよね。クライアントだけでなく、興味を持ってくださる生活者の方々との繋がりもすごく大事にしたい。WWPは多様な年代の女性と接点がありますから、それらのコミュニティと共創していけたら素敵ですよね。

「更年期」は“女性活躍”につながる最重要テーマ

白根:WWPを立ち上げて1年、PMSやピル、性教育と取り組みたい課題は尽きないなかで、まず研究調査したのが「更年期」でしたね。さっきも盛り上がったとおり、すごく大きなテーマです。

安並:ここ3年ほどで社会的な潮目が変わったと思うんです。誰も話さない「パンドラの箱」に入れられた健康課題だったけれど、著名人の方がカミングアウトしたりメディアでも特集を定期的に組んだりと、社会の関心が高まってきている。では、生活者本人はどうかと言うと、「更年期による不調」を自覚した人って4人に1人しかいないんですよ。私は45歳なんですが、やっぱり体調は悪くなるんです。加齢、ストレス、睡眠不足と人によって原因は様々でしょうけど、そこに「もしかしたらホルモンのせいかも?」という気づきを加えられたらなと思うんです。

下萩:クライアントとも「更年期の市場はとても大きい」とお話しました。人口構成がシニアにどんどん傾いている今、50歳前後の年代に何かできることはないかと。これからますます太い軸になっていくと思います。

安並:生きづらくて苦しんでいる女性は大勢いるんだとあらためて気づきました。今後、たとえばドラッグストアで更年期コーナーができて、温活やサプリメントなどのグッズが当たり前に並ぶようになると「あ、この不調って実は対策できるものなんだ」と段々気づきが生まれていくと思います。そうしたきっかけになる商品やサービスはまだまだ開発しがいがあると思うんです。

亀田:婦人科にかかる敷居も低くしたいですね。

安並:先ほどお話に出た大島先生も「かかりつけ医をちゃんと持ちましょうね」とおっしゃっていましたよね。

亀田:定期的に女性ホルモンをチェックしてもらうのも大事ですよね。健康診断の人間ドックでも調べてもらえませんし……。

白根:健康診断だけで安心せず、かかりつけの婦人科の先生にこまめに相談したり、女性ホルモンをチェックしてもらったりするのも大事なんでしょうね。

亀田:これは企業にも考えてほしい問題です。それこそ管理職につくのは閉経前後の年代の方が多いですから、女性の管理職比を伸ばしたいなら、ホルモンにまつわる体調管理や支援も充実させていくべきだと思います。

白根:「管理職をオファーされたのに、更年期の症状が不安で受けられなかった」「あまりに不調で会社自体を辞めてしまった」という人も増えていて、これは大きな経済損失に繋がっていますよね。やっぱりそこから変えないと女性活躍は進まない。その文脈としても、更年期は注力すべきホットなテーマだと感じています。

夫婦を分かつ「黒い川」をなくすには

安並:WWPの調査によれば、更年期を自覚している層の約1割が「更年期とうまく付き合えている」と回答したんです。どんな傾向の持ち主かというと、「自分時間をしっかり持って楽しんでいる」「周りを頼る」「コミュニケーションをとっている」。あとは「食事」への意識も高い。ボディケアだけではなくて、心に余裕を持たせて、周りを巻き込んでいける人なんですよね。そうした人を増やせる環境作りやコミュニケーションの促進が、今後の取っ掛かりになるんじゃないかな。

前田:自分や皆さん含めた“周り”が「ああ、一人ではどうしようもできないことなんだな」と理解して手を差し伸べられるといいですよね。そうした意識も重要ですし、性別問わず自然とサポートできる環境が必要だと思います。

安並:それに関連するのですが、私が過去シニアの方にインタビューした際に「シニアの夫婦間には黒い川が流れている」という言葉が出てきまして。

白根:ええっ⁉ なんですか、怖い響き……。

安並:今の60~70代の男性って、子育てをしていない方が多い年代なんですね。常に会社で働いていて、その間、妻はずっと家事や育児に追われている。それで定年のタイミングで、夫側は「恋愛結婚だし、カップルアゲインだね」と思うんだけど……。

一同:いやいやいや。

安並:そう、妻は「いえ、私の家庭での役目は終わりました。これからの黄金時代はお友達と楽しく過ごしますから。ご苦労様」って。

亀田:確かに、それは絶対に越えられない深い川だ……。

安並:これって更年期離婚に通ずる気がするんです。夫婦やカップル間の理解やサポートを手助けしてあげられるサービスを開発できたらいいですよね。

白根:女性の生理周期をカップルで共有するアプリもありますよね。

安並:そうしてパートナーの体調を気遣えるようサポートすれば、小さな気づきは与えられると思うんです。

亀田:父親の子育ては、妊活・妊娠の段階から始まっているんですよね。以前、こそだて研として、男性も早い段階から我がこととしてちゃんと入っていけるように手助けするアプリ&ワークショッププログラムの開発に関与しました。博報堂はやっぱりコミュニケーションの会社ですから、もっとも力を発揮できる領域だと思うんです。医学的な話は専門家に任せて、私たちは企業と一緒に社会のムードを作っていく。ヘルスケアというより、ウェルネスやウェルビーイングに関してどんどん仕掛けていきたいですね。

同じ悩みを分かち合える「第3のコミュニティ(サードプレイス)」作り

亀田:男性に気づきをもたらすのも重要ですが、女性も自分の体について、まだまだ知識が足りていないのが現状です。少子化問題もそこに起因していると思います。小学校低学年から、初潮やPMS、妊娠――それこそ妊活や避妊も含めてしっかり伝えていかないと。

安並:確かにロング・ショットでいうと、教育はとても重要ですね。SDGsなんかは、まさに教育の賜物。今は小学校から教わっていますから、若者はものすごく環境コンシャスですよね。亀田さんがおっしゃるとおり、小学校低学年から性教育も含めて自分の体のことをしっかり知って、セルフマネージしていくトレーニングは欠かせないと思います。一方で、10年後の未来を待てない“今を生きている人たち”のためには、困りごとを解決できる商品やサービスを開発したり、「こんなグッズがあるよ」とコミュニケーションを図ったりしていく。それは今からでも始められるんじゃないかな。

下萩:PR局の仕事でピルの調査をしているのですが、たとえば「セックスで痛みを感じるんです」という悩みって、意外と家族や友人のような身近な人にこそ言いづらいんですよね。同じ悩みを持った人たちが集まれる「第3のコミュニティ」を外に作ってあげることも、解決策になるのではないでしょうか。

白根:私はもうすぐ産休に入るんですけど、妊婦さん向けのアプリを使っているんです。同じ月齢の妊婦さんだけが入れる匿名掲示板があって、しょっちゅう覗いています。月齢が一緒だから、つわりも同時期だったりと悩みを分かち合えるんですよ。「ここがあってよかった、旦那には言えなかったから」「友人は妊活中なので、誰にも打ち明けられず苦しかった。この掲示板に吐き出せて救われました」と書き込む人も多くて。

亀田:同じ悩みを持っている人を見つけるだけでも安心しますよね。

白根:本当に。腰が痛いとか、不正出血しちゃったとか……。悩みやライフステージが共通した第三者同士で繋がるってすごくいい仕組み。

安並:更年期も確かにそうで、アメリカでは更年期障害用のローションやサプリを提供しているブランドがあるんですが、Facebookにコミュニティのページを用意していて。商品を買った人も買っていない人もごちゃ混ぜで、とにかく更年期世代が集まってわちゃわちゃ言うスレッドなんです。

白根:エネルギーがすごそう(笑)。

安並:もうね、すっごく盛り上がってる。やっぱりアメリカは違うなと思ったんだけど、セックスの話題も本名でガンガン言ってるの。「性交痛が大変なんだけど、このアイテムを使ったらけっこうよかった」とか。やっぱりみんながこうやって対処しているなら私もやってみようかなと踏み出せるじゃないですか。

白根:もちろんそこには専門職が入った方がいいですよね。生活者の方々もまだまだリテラシーが十分ではないし、正しい知識を伝えていかないと。医師の監修は必須ですよね。

亀田:想像だけで取り組むのは危険ですからね。月齢のように同じタイミングで課題を共有する同志もいいですけど、ちょっと上の先輩たちとコミュニケーションするのも良くて。昔の子育てってその文化が強かったと思うんです。先輩たちが自分の経験をもとに「妊娠に備えてあれを準備しておくといいよ」と伝授してくれる。直系の母娘だけではなくて、先輩後輩という“斜めの関係”で知恵を共有していく。更年期でも同じ仕組みを作れるはずです。

企業の生活者のハブとして、日本社会を変えていく

白根:キャリジョ研プラスはまさに斜めの関係で、結婚した時も妊娠した時も、皆さん「頼ってね」と言ってくれました。本当に細かいところまでアドバイスをくださって。「結婚で苗字が変わるから、まず警察署で免許証を更新して、それから一気に銀行やら何やらを回るといいよ」とか(笑)。

前田:なるほど! 実体験だからこその具体的なアドバイスですね。

白根:それがすごく心強かったんですよね。社会そのものも、そうした支え合いが当たり前になってほしいです。

下萩:キャリジョ研プラスの文化で言えば、何でも臆せず話せるところもいいですよね。

白根:確かに! 「生理」「ホルモン」「性教育」のワードが飛び交っているもんね。言い続けていたらだんだん恥ずかしくなくなっていって、もはやどこへ行っても言えます(笑)。

安並:私たちの知識や感覚がどんどん変わっていったように、社会のアップデートにも寄与していきたいですね。では白根さん、最後にWWPの展望をお話していただけますか?

白根:はい。更年期の調査ではレポートのリリースだけでなく、ウェビナーも開催しました。アフタートークには、更年期の事業に取り組んでいる大手企業やスタートアップ企業の方など、30名ほどが集まってくださいました。すごく議論が白熱して、まるでワークショップのように盛り上がったんです。お互いを「競合」と捉えないで、「まだまだ分からない領域だから共に手を取り合っていこう」という仲間意識が芽生えて、素晴らしい会になりました。
話すことによって解像度が上がりますし、解決策もいくつも出てきます。共創することで、できることはどんどん増えていく。WWPは今後、調査はもちろんのこと、私たちの想いも含めて情報発信を重ねていきます。同時に、女性の健康課題に向き合うコミュニティの真ん中として、大企業ともスタートアップ企業とも悩んでいる生活者一人ひとりとも繋がって、ウェルビーイングな日本社会へと進めていけるハブになれたらと思っています。

博報堂 Woman Wellness Programに関するお問い合わせ先はこちら
https://www.hakuhodo.co.jp/news/newsrelease/100867/

Welluluでは、この5名が実践しているウェルビーイング・アクションなどをご紹介しています。ぜひあわせてお読みください。
https://wellulu.com/mutual-cooperation/13262/

白根由麻
博報堂キャリジョ研プラス リーダー

2010年博報堂入社後、プロモーションセクションに配属。大手飲料、自動車、化粧品メーカーなどの統合コミュニケーションを数多く担当。現在は、「博報堂キャリジョ研プラス」リーダーとして女性のヘルスケア・キャリア・ジェンダーギャップ領域の知見や外部ネットワークを武器に、活動の幅をクライアントの事業・サービス開発まで拡大。クライアントを含めた社内外のさまざまなメンバーが関わるクリエイティブプロジェクトをマネージャーとして推進しながら、企業や事業の成長支援を行う。

安並 まりや
博報堂 シニアビジネスフォース 新大人研 所長

2004年博報堂入社。ストラテジックプラナーとしてトイレタリー、食品、自動車、住宅・人材サービス等様々な業種のマーケティング・コミュニケーション業務に携わる。2015年よりマーケティングプラナー兼研究員として、商品・コミュニケーションプラニングや消費行動の研究に従事。2019年より新大人研所長に就任。共著に『イケてる大人 イケてない大人―シニア市場から「新大人市場」へ―』(光文社新書)。

亀田知代子
博報堂 こそだて家族研究所 上席研究員

外食、アルコール飲料、トイレタリーなどのマーケティング戦略立案や商品開発を担当した後、研究開発局にて、企業や団体の環境・社会コミュニケーションに関する研究や生活者研究などに従事。長女の育児休業から復職した2012年より「こそだて家族研究所」に参画。現在は、ビジネス開発局で、博報堂Woman Wellness Program、博報堂SDGsプロジェクトなどでビジネス開発に取り組む。

下萩 千耀
博報堂 キャリジョ研プラス

博報堂DYメディアパートナーズ入社後、雑誌・新聞メディア担当を経て博報堂PR局へ。企業の広報活動支援や統合コミュニケーション領域に携わる。「博報堂キャリジョ研プラス」メンバーとして、朝日新聞社webメディア「telling,」での執筆活動やマーケティング支援を行っている。ヤングライオンズ国内選考会2022デジタル部門SILVER受賞/ヤングスパイクスアジア2022デジタル部門日本代表/ヤングライオンズ国内選考会2024デジタル部門ブロンズ

前田 将吾
博報堂 キャリジョ研プラス

2020年博報堂入社。一貫してマーケティング業務に従事。トイレタリー、家電、金融など幅広い業種において、ブランド戦略、商品開発、新規事業開発、デジタル情報設計など多くの業務領域を担当。「博報堂キャリジョ研プラス」に初の男性メンバーとして参画。女性の社会問題について、問題を取り巻く男性の意識変革の兆しにも着目しながら、性別によって苦しむことのない社会の実現に向けて活動している。

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