博報堂マーケティングスクールが、『超図解・新しいマーケティング入門~生活者の価値を創り出す「博報堂の流儀」~』を出版いたしましたので、お知らせいたします。
生活者主導社会においては、マーケティング型経営の重要性が高まっています。マーケティング部門はもちろんのこと、多様な部門がマーケティングに関わるようになりました。
本書は、より多くの方がマーケティングの基礎知識を1テーマ5分で理解できることを目指した、「インフォグラフィックス」による図解型のマーケティング基礎知識の入門書です。3C、STP、4Pなどの基本的なフレームワークから、DX時代に欠かせないデータの基盤や活用などデジタルナレッジまで、押さえておきたい基本要素が詰まっています。
サブタイトルに「生活者の価値を創り出す博報堂の流儀」とあるように、テーマごとに、従来のマーケティングの<ベーシックな概念図>と、博報堂の現役マーケター21人が生活者への価値創造を行う日々の業務を通じて見出した<実践的な新しい概念図>を、鮮やかな「インフォグラフィックス」と共にわかりやすくお伝えする構成となっています。
特に、マーケティング部門の新任の皆様や、既に業務に携わっていて、時折ベーシックな概念を見直したいマーケターの方々も、お手元においてご活用ください。
博報堂のクリエイティブディレクター/CMプラナーの井村 光明が、『面白いって何なんすか!?問題 センスは「考え方」より「選び方」で身につく』を出版いたしましたので、お知らせいたします。
きっかけは、社外のコピーライター講座の講師でありながら、生徒に「何が面白いのかわからない」と言われて凹み、悩んだことでした。面白いアイデアや企画を閃くためのコツはあるのか、閃くまでまつしかないのか、面白いとは何かの答えにたどりつくまでを実例のストーリーとともに紹介しています。
笑って感動する、異色のエッセイ風ビジネス書。ビジネスマンなら一度は経験する苦悩が少し軽くなるかもしれません。是非ご一読ください。
このたび、博報堂CSRグループの川廷昌弘が、「未来をつくる道具 わたしたちのSDGs」を出版いたしましたのでお知らせします。
SDGsが国連で採択されてから5年が経過し、日本においても大企業を中心にその目的など必要性に応じて浸透してきています。2020年、小中学校の学習指導要綱にも組み込まれたことから、SDGsの普及は急速に進むと予想されます。しかしその一方で、「内容は知っているが取り組んでいるわけではない」との声も多く、SDGsの本質的な理解はこれからとも言えます。
SDGs普及のために活動を推進する著者は、国連・日本政府や自治体・企業のSDGs普及への取り組みについて、自らが実践してきた具体的アクションをベースに丁寧に解説するための講演を各地で行ってまいりました。この講演は「非常にわかりやすく、SDGsについて理解が深まる内容である」との評判が広がり、講演活動はさらに拡大していきました。
本著は、その講演の熱量をそのままにわかりやすく文章化した書籍です。SDGs採択への道のりから始まり、企業価値、地方創生、そしてお茶の間へ、さらに次世代へと、あらゆる立場の方にSDGsを“自分ごと”として捉えていただける内容になっています。
SDGs達成の目標は2030年。コロナ禍を乗り越え、具体的な行動へ突き進む「行動の10年」を開始したこの年に、一人でも多くの方にこの豊富な事例とヒントが詰まった著書に触れていただき、良き未来づくり道具箱としてアクションのきっかけとなることができれば幸いです。
博報堂のコピーライターの野澤 幸司が、『10分あったら、どう考える? ~「なぜ?」「もしも…」が生み出す究極のアイデア法~』を出版いたしましたので、お知らせいたします。
さまざまな課題に対して言葉やアイデアで応えてきた筆者は、新しいアイデアを思いつくタイミングは、生活の中にあるスキマの時間が圧倒的に多いということに着目。「長時間考え抜いて、ふと力を抜いたり視点が変わったときにアイデアが出てくるような気がする」「スキマの時間以上に創作に向いている時間はないのでは?」という気づきから、スキマ時間としてわかりやすい「10 分」という単位で、筆者がやっていること/やってきたこと/やろうと思っている、発想のヒントをまとめました。
政治と不倫とドーナツの関係を想像するなら、どう考えますか?映画を観ていて、クレジットに気になる名前を見つけたりしませんか?こんなことをきっかけにした「スキマ時間の有効活用」です。
他に、テザリングの名前を変える/過去に付き合った人の共通点を探る/満身創痍の自分と戦うところをイメージする/脳内住み替えをする/カラオケビデオを分析してみる/タクシーの運転手に話しかける……など、ほんのスキマ時間でできる視点の変え方を紹介します。
アイデアづくりに困ったときに、お役に立てていただければ幸いです。
博報堂ヒット習慣メーカーズが、「カイタイ新書 何度も『買いたい』仕組みのつくり方」を出版いたしました。
成長社会から人口減少社会へと世の中が変化し、マーケティングは時代の転換期を迎えています。マーケティングの意味合いが、単発的に売れる「仕掛け」ではなく、持続的に売れ続ける「仕組み」へとシフトしつつあります。今求められているのは「売るための努力をしない努力」なのです。
本書は、一度だけ「買いたい」仕掛けではなく、何度も「買いたい」仕組みをつくる方法論をまとめたものです。何度も「買いたい」を分析していくうちにヒット習慣メーカーズがたどり着いたのは、生活者の「習慣化」です。新しい習慣は今までも生み出されてきましたが、その方法論についてはほとんど議論がなされませんでした。
習慣を生み出す方法として、3つのステップを定義しました。Prediction(習慣を予測する)→Addiction(習慣を設計する)→Conversation(習慣を広げる)の流れで考えることを、「PACフレーム」と名付け、それぞれのステップで必要な方法を具体的に解説しています。
難しい専門用語を減らし、わかりやすい記述を心がけましたので、マーケティングを志す学生や新人マーケター、また、普段直接マーケティングには関わらない職種の方々にも楽しんでいただける内容となっています。読者が手掛ける商品やサービスを通じて、新しい習慣が生まれ、よりよい社会になれば幸いです。
博報堂広報室CSRグループの大木浩士が、「博報堂流・対話型授業のつくり方」を出版いたしますのでお知らせします。
博報堂では7年前からCSR活動の一環として、中学校・高等学校の生徒を対象とした「H-CAMP」というオリジナルのワークショップ型授業を提供してまいりました。博報堂が最も大切にする力“クリエイティビティ”を体験を通して学ぶことで、生徒たちが自分の個性の可能性に気づき、自分らしく未来を切り開いていく人材づくりに貢献することを目指した活動です。2016年には経済産業省が主催する「キャリア教育アワード」で、経済産業大臣賞と大賞の栄誉に輝きました。
本著は、博報堂流のブレスト手法、ワークショップのファシリテーション技術、傾聴のノウハウなどを、学校で行う対話型授業向けにアレンジし、ノウハウやコツとしてわかりやすくまとめ、解説したものです。
いよいよ4月から教育改革が本格的にスタートします。授業には「主体的・対話的で深い学び」が求められ、日々試行錯誤し悩みを抱えている先生方も多いことと思います。この本には、対話型授業の「知りたい」が詰まっています。ひとつでも、ヒントやアイデアを拾っていただくことができましたら幸いです。
「自由にアイデアを考えろと急に上司から言われて困った」「チームの発想力が低くて困っている」「アイデアの質にバラツキがある」……。変化が激しい社会の中で、新しいアイデアを形にすることが求められる機会が多くなっています。しかし、良質なアイデアを出し続けるのはアイデア発想のプロだとしても難しいこともあります。
本書では、アイデアはひらめきではないことを指摘し、アイデア発想法のKJ法、ラダリング法などを紹介しながら、実際に博報堂がアイデアを形にするために研修で実践している内容や思考プロセスを解説しています。
また、アイデアの質をあげるために、フォーマットに沿い、「着眼点」を定め、ロジカルにアイデアを考える方法や、ポストイットやホワイトボードを使うのではなく、日常生活の“気づき”を仕事にいかすための手法なども紹介し、無理なくアイデア力を鍛えるコツを学ぶことができます。
アイデアのプロになりたい人向けではなく、事業会社の経営者や商品開発、新規事業開発、人材開発など、企画や発想が必要ではあるものの、これまでアイデア発想法を十分に学んだ経験がない方々にお読みいただければ幸いです。
博報堂ブランド・イノベーションデザイン副代表の深谷信介と、玉川大学文学部名誉教授の岡本裕一朗氏が、「ほんとうの『哲学』の話をしよう ―哲学者と広告マンの対話」を共著出版いたしましたので、お知らせします。
本書は、「広告」と「哲学」という対極的ともいえる立場から、それぞれの本質的な問いをぶつけ合うことでこれからの視座を見出すことを試みた、これまでにないアプローチの対談本です。
ビジネスやマーケティングの大切な要素の一つである「広告」と、ビジネスとは縁遠いイメージのある「哲学」という二極から議論をはじめたところ、思わぬ共通性が見出されました。
テクノロジーの飛躍的な発展によりビジネス界を取り巻く環境が急速に変化し、いままでのやり方・考え方が有効性を失う中で、私たちはどのように考え、いまの世の中をどう見ていくべきか。企業を、商品・サービスをどのように見つめ、テクノロジーにどう向き合い、いかにして新たなコンセプトを構築すべきか。対談を通じて見出された「広告」と「哲学」の共通項から、先の見えない時代のビジネス課題に立ち向かうためのヒントを提示しています。
博報堂のコピーライターの中村圭が、『説明は速さで決まる~一瞬で理解される「伝え方」の技術~』を出版いたしましたので、お知らせいたします。
すべての説明の悩みは「速い説明」を身につけることで解決する。
幼少のころから説明が苦手だった筆者が、「端的に、わかりやすい話をする」と周囲から評価されるようになったのは、「コピーライターの技術」を、説明の時に使うようになってからでした。
現在は情報過多の時代。人の頭の中には、長い説明を受け入れる余裕がありません。さらに働き方改革が進み、仕事を短時間で終わらせることが必要な時代に、「速い説明」は必須のスキルになっていきます。
本書では、「説明をとにかく短くまとめる」というコピーライターのテクニックを誰でも使えるカタチにして、話をわかりやすく、そして短く伝える「速い説明」のノウハウをまとめています。
●説明は「わかりやすい」だけではダメ
情報過多・スピード重視の現代では「わかりやすい」+「短い」=「速い!」説明でなければ相手に伝わらない。
●「ポイントは3つあります」はNG
よく聞くアドバイスだが、「3つもポイントがあるのか、長いな」と思わせてしまう。もっと端的な「伝わる言い方」がある。
●口ベタな人でもうまくいく!
著者はもともと「自分でしゃべっていることがわからなくなる」など「説明の劣等生」だったが「コピーライターの技術」を応用することで克服!
本書でそのすべてが身につきます。
1981年の設立以来、生活者に特化して研究を行っているシンクタンク:博報堂生活総合研究所(以下、生活総研)が、『生活者の平成30年史 データでよむ価値観の変化』を出版いたしましたので、お知らせします。
平成は、平静ではなかった。
生活総研が続けてきた長期時系列調査をもとに、平成という時代を政治・経済や社会の出来事からではなく、生活者の意識や価値観から振り返る一冊。書籍の体裁は時代の大きなうねりをご理解いただけるよう、多数のデータをグラフでわかりやすく紹介するスタイル。平成の生活者の変化が一目瞭然なのはもちろん、この先に起きる未来を見通すヒントも満載。2色。グラフや写真など、ビジュアルも豊富です。
本書でご紹介する、主な長期時系列調査
『生活定点』 1992年から隔年で実施。20~69歳の男女が対象
『家族調査』 1988年から10年おきに実施。妻の年齢が20~59歳の夫婦が対象
『子ども調査』 1997年から10年おきに実施。小学4年生~中学2年生の男女が対象
『高齢者調査』 1986年から10年おきに実施。60~74歳の男女が対象
※これらのデータは生活総研のWebサイト( https://seikatsusoken.jp/ )で一般公開中。どなたでも、登録不要・無償でご利用いただけます。
ぬいぐるみをおしゃべりにするボタン型スピーカー「Pechat」(ペチャット)などを開発・販売する博報堂のプロダクト・イノベーション・チーム 「monom」(モノム)の代表である小野直紀が『会社を使い倒せ!』を出版いたしましたので、お知らせいたします。
本書では、「広告会社でモノづくりをする」というプロジェクトを実現し、成功に導いた経験を元に、会社を辞めて転職するのでもなく、起業するのでもない、「会社を使い倒す」という第3の選択肢、その攻める働き方を実践的なエピソードと共に紹介しています。
・「会社でやりたいことができない」と悩んでいる人
・起業、または転職をしようか迷っている人
・会社で何か新しいことをやりたいが、具体的にどうしたらいいかわからないという人
そんな悩める方々に役立つヒントが詰まった一冊です。