THE CENTRAL DOT

ウォレット×AIエージェントで、この日本に“滑からなデジタル金融社会”を生み出す。
HashPort×HAKUHODO Fintex Base
(連載:フィンテックが変える生活者体験 Vol.15)

2026.03.12
暗号資産を管理するためのデジタルウォレットサービスが相次ぎ登場しています。プラットフォーム大手各社がサービスを投入したことで、今後広く普及する可能性が高まっています。
株式会社HashPortは、ステーブルコイン、暗号資産、NFT、SBT、ポイントを1つのアプリで管理・活用できるウォレットアプリ「HashPort Wallet」を開発・運用しています。HashPort Walletの前身である「EXPO2025デジタルウォレット」が大阪・関西万博で提供され、会期中に100万人以上が利用した実績があります。同社の吉田世博代表取締役CEOと、FinTechサービスにより生活者の金融体験がどう変化するかを研究しているHAKUHODO Fintex Base代表の山本が、ウォレット市場の現在の動向や将来の可能性などについて語り合いました。

Web3ビジネスを手掛け、社会実装を目指す。

山本:自己紹介をお願いいたします。

吉田:2018年にHashPortを起業しました。それ以前は外資系のコンサルティング会社におり、ブロックチェーンや当時「トークンエコノミー」と言われていたWeb3の領域に関わりました。こういった新しい技術を社会に実装していきたいと考えたのが起業の理由です。

起業した直後は金融領域の大企業と新しいサービスを展開したいと思い、連携先を探しました。コンサル時代の経験から、こういった新技術を社会に広げるためには、大企業との連携が欠かせないと考えたためです。しかし2018年は、年初に暗号資産が不正流出した「コインチェック」事件があり、その影響で大企業は暗号資産領域のビジネス展開に及び腰でした。

そこで最初の3年間は、国内で暗号資産取引所を展開する事業者の海外の暗号資産取扱支援などのコンサルビジネスに力を入れました。2021年になり、改めて自社でWeb3のプロダクトを開発したいと考えて資金を調達し、日本のウォレット企業の草分けと言われた東大発スタートアップの「フレセッツ」を買収しました。それ以降、ウォレットとブロックチェーン基盤のビジネスに本格的に取り組んでいます。今も当社のウォレットに関する技術者の中核は、旧フレセッツ出身者が担っています。

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