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博報堂、慶應義塾大学宮田教授と『Better Co-Beingプロジェクト』を始動
生活者一人ひとりのウェルビーイングが共に輝く社会をチーム企業型で実現

2021.01.29
#ミライの事業室#共創#産学連携

株式会社博報堂(東京都港区、代表取締役社長:水島正幸)の新規事業開発組織「ミライの事業室」は、慶應義塾大学医学部の宮田裕章教授とともに、生活者一人ひとりのウェルビーイングを実現するため、『Better Co-Beingプロジェクト』を開始いたしました。一人ひとりの多様な生き方を大切にしながら、社会全体のウェルビーイングを実現するための研究活動や実証実験を、ビジョンを共有する様々なパートナーとともに推進していきます。

「ウェルビーイング(Well-being)」とは人間が身体的、精神的、社会的に良好な状態であることを意味する概念です。新型コロナウイルスの感染拡大で生活者の健康に対する意識が高まり、働き方や生き方を見直す人も増えるなど、今あらためてこの概念が注目されています。
一方で、多様性がより尊重されてきた今、一面的で平均的なウェルビーイングではなく、生活者一人ひとりが違うウェルビーイングを追求し、同時にお互いの個性を活かしあえる社会の実現が求められています。

人によって異なる多様なウェルビーイングの実現には、健康状態、価値観や欲求といった個々人の要因だけではなく、他者や社会との関係、人と人との共創という視点が重要です。こうした視点を取り込むことで、一人ひとりのウェルビーイングと社会全体のウェルビーイングを両立させることが可能になると考えます。
今回活動を開始した『Better Co-Beingプロジェクト』は、生活者や企業との共創を通じて、生活者一人ひとりのウェルビーイングが共に輝く社会を目指すものです。博報堂の生活者発想とクリエイティビティを発揮し、AIやデータサイエンスなどのテクノロジーを活用しながら、研究・社会実装に取り組んでいきます。

■『Better Co-Beingプロジェクト』ビジョン
プロジェクト発足に伴い、「これからの時代の新しい豊かさとは、一人で創るものではなく、人々が共創の中で生み出すもの」という宮田教授の考え方のもと、「生きるをつなげる。生きるが輝く。Better Co-Being」というビジョンを共同開発しました。いのちを響き合わせて多様な社会やコミュニティを創り、その世界を共に体験する中で、一人ひとりが輝く、という新しい社会像の創造へつなげていきます。
同時に、多様な個と個が連関しあって生きる社会を表現したビジュアルシンボル「ダイバースフィア(diver-sphere) *」も開発しました。
*多様性を示す「diversity」と世界の空間を示す「sphere」を組み合わせた、これからの世界を示す造語。

博報堂ミライの事業室は「チーム企業型事業創造」の方針のもと、このプロジェクトを通じて様々なステークホルダーと未来のウェルビーイングな社会の実現を目指し、生活者をより豊かにするサービスの構想・開発・実装に挑戦してまいります。

博報堂Better Co-BeingプロジェクトWEBサイト http://bettercobeing.jp

≫本ニュースリリースの詳細はこちらのPDFからご覧ください。

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