株式会社博報堂は、神戸市が博報堂他と推進するソーシャルデザインプロジェクト「issue+design」と共に4月13日~19日にイタリア・ミラノ市で開催される世界最大規模のデザインの祭典「ミラノサローネ」の「TOKYO DESIGNERS WEEK in MILANO 2015」に出展し、日本のソーシャルデザインを、世界に向けて発信します。
本展示では、防災と教育に関わる、以下の3つのソーシャルデザインプロジェクトを紹介します。
【できますゼッケン】(Ability Bib)
地震や津波などで被害のある地域に赴くボランティアの⼒を最⼤限活⽤し、被災者同⼠の助け合い⾏動を⽣むために開発された、「⾃分ができること、の宣⾔」を促す震災復興支援ツール。2010年度に実施した「避難所+design」を通して、東日本⼤震災支援ツールとして開発され、気仙沼市、釜石市、石巻市など、数多くの被災地で活⽤いただきました。
【ココクル?Zoo】(Koko Kuru? Zoo)
スマートフォンをかざすと、動物が避難すべき経路を示してくれるARアプリ。津波の高さなど災害の規模が動物の種類・大きさと比例するようになっており、どのくらいの規模の災害がその場所に差し迫っているか、どちらの方向に逃げるべきかを動物が誘導してくれるようになっています。
【WRITE MORE: 勉強したくなる机】(WRITE MORE)
新しい体験を創造する「モノづくり」の視点から開発された、勉強したくなる机。筆記音を増幅して書き手に伝えることで、聴覚を刺激し、学習の作業効率や、継続意欲を高める新しい体験と価値を提供するプロダクトです。