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博報堂生活総研[来月の消費予報・2022年5月](消費意欲指数)

2022.04.27
#リサーチ#消費#消費意欲#生活総研

5月の消費意欲指数は、前月比・前年比ともにやや低下。 コロナ禍の影響は和らぐものの、物価高が新たな懸念要因に

株式会社博報堂(本社·東京)のシンクタンク博報堂生活総合研究所は、20~69歳の男女1,500名を対象に「来月の消費意欲」を点数化してもらうなど、消費の先行きに関する調査を毎月実施。その結果を「来月の消費予報」として発表しています。※4月1-4日に調査
5月の消費意欲指数は46.8点。前月比-1.2ptの低下、前年比では-0.8ptの微減となりました。

Point1 : 大型連休に向けての消費意欲の高まりに、物価高が水を差す結果に

5月は大型連休があり、4月から消費意欲指数がやや上昇することが多い月ですが、今年は前月比-1.2ptの低下、前年と比べても-0.8ptの微減で、5月としては過去5年間で2番目に低い水準です。

消費意欲指数の理由(自由回答)をみると、前月と比べて消費にポジティブな回答、ネガティブな回答とも大きな変化はありませんでした(ポジティブ:4月396件→5月389件、ネガティブ:4月842件→5月857件)。具体的にポジティブな回答では、5月特有の「大型連休がある(4月4件→5月88件)」や「旅行の予定がある/行きたい(4月13件→5月37件)」は増えましたが、3-4月に高い意欲を示した「新生活の準備(4月51件→5月6件)」や「春物の購入(4月43件→5月12件)」は落ち着きを見せています。

一方、ネガティブな回答では、「コロナ禍で外出自粛」などコロナ禍に関連する回答(4月99件→5月67件)は減っているものの、「物価上昇/値上げラッシュ(4月53件→5月106件)」が2倍に増加しています。

前年と比べても、前月比と同様の傾向を示しており、コロナ禍に関するネガティブな回答は大きく減少していますが(21年5月200件→22年5月67件)、「物価上昇/値上げラッシュ(21年5月13件→22年5月106件)」が急浮上しています。

コロナ禍の影響は落ち着いてきたようですが、新たに物価高への懸念が消費意欲にマイナスの影響を与えはじめていることがうかがえます。

Point2 : 消費意向は「旅行」が前年比増も、様々なカテゴリーで前月比減

「特に買いたいモノ・利用したいカテゴリーがある」人は27.5%で、前月比±0.0pt、前年比+0.4ptと、いずれも横ばいとなっています。カテゴリー別の消費意向をみると、前月比では16カテゴリー中「ファッション」「インテリア用品」「化粧品」「理美容」「家電・AV」の5カテゴリーで20件以上減少しています。一方、前年比では「旅行」が20件以上増え、「パソコン・タブレット・周辺機器」が20件以上減少しています。

コロナ禍の影響の和らぎと大型連休により「旅行」は伸びていますが、それ以外のカテゴリーの消費意欲は伸び悩みそうです。

詳細はこちらから。

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