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博報堂生活総合研究所、「スマートフォン・SNS内の保存データ調査」を実施

2020.12.03
#リサーチ#生活総研#生活者研究
Z世代のスマホの写真・動画保存点数は、平均2,914点
特に10代後半は“自撮り”より芸能人の“推し撮り”

博報堂生活総合研究所は、15~34歳男女2,080人を対象に、「スマートフォン・SNS内の保存データ調査」を2020年9月に実施しました。本調査では、Z世代とミレニアル世代に対して、スマートフォン(以下、スマホ)やSNSアカウント内に保存された写真の枚数や内容などを聴取。両世代の比較分析を通してZ世代の特徴を浮き彫りにしました。

分析の結果、Z世代は平均2,914.0点の写真・動画をスマホ内に保存しており、特に10代後半では、自分自身の写真より自分が“推し”ている芸能人の写真の保存点数が多いことが明らかになりました。普段の生活の様子をSNSや動画で幅広く発信するようになった芸能人やインフルエンサーが、Z世代のライフスタイルに多くの影響を与えていることがうかがえます。

世代の定義について
本研究においては、2020年9月時点で15~24歳の男女をZ世代、25~34歳をミレニアル世代、と括り分析しました。

調査結果のポイント

(1)写真・動画の平均保存点数:Z世代は2,914.0点、ミレニアル世代は3,568.5点

  • 「写真」アプリ内にある写真・動画の平均保存点数はZ世代で2,914.0点、ミレニアル世代で3,568.5点でした。
  • 保存されている写真・動画の種類では、「スクリーンショット」の構成比率がZ世代(16.1%)はミレニアル世代(11.7%)に比べ高く、特に10代後半では22.9%と突出。この年代がWEBサイトや動画、SNSなどで「スクリーンショット」を多用していることがうかがえます。一方で、「セルフィー」と「動画」は、Z世代とミレニアル世代に大きな差はみられませんでした。

※セルフィー:スマホのインカメラで撮られた人物の映っている写真

(2)Z世代の10代後半が保存している「芸能人」の写真の点数は、「自分自身」の2倍以上

  • 「写真」アプリ内機能が識別した写真・動画中の人物上位5名と、その人物ごとの写真・動画の平均保存点数を世代別に比較しました。その結果、Z世代、ミレニアル世代ともに最も多く保存しているのは「自分自身」(Z世代:160.4点、ミレニアル世代:184.0点)の写真・動画で、「友人・知人」、「芸能人」がそれに続きました。
  • しかし、Z世代の中でも10代後半でみると「芸能人」が構成比の4割以上(43.3%)を占め、「自分自身」(19.8%)を2倍以上、上回りました。自身の日常や考え方をSNSや動画で幅広く直接発信するようになった芸能人やインフルエンサーが、彼らを“推し”ているZ世代の10代後半のライフスタイルに多くの影響を与えていることがうかがえます。その結果、10代後半に限っては“自撮り”を芸能人の“推し撮り”が大幅に上回った、と言えそうです。

(3)Z世代はInstagramのプロフィール写真では、 “顔出し” 派を “顔隠し” 派が上回る

  • Instagramのプロフィールに使用している写真では、Z世代は「後ろ姿など顔が特定されない自分」(21.7%)が、「顔を出している自分」(20.2%)を上回りました。
  • その背景について、Z世代に追加取材を行ったところ、プライバシー意識の高まりで顔を隠しているというよりも、「盛っている・きめている自分を見せるのは恥ずかしい」「後ろ姿の方が雰囲気や世界観を作りやすい」といった意識があることがうかがえました。

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≫調査レポートはこちらのPDF版をご覧ください

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