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博報堂とHakuhodo DY ONE、スマートニュースのデータクリーンルームおよび 記事閲読行動データを活用した分析ソリューション「スマートペルソナファインダー」を提供開始

2025.12.23
#デジタル#マーケティング

株式会社博報堂(本社:東京都港区、代表取締役社長:名倉健司、以下 博報堂)と、株式会社Hakuhodo DY ONE(本社:東京都港区、代表取締役会長:田中雄三、代表取締役社長:小坂洋人、以下 Hakuhodo DY ONE)は、スマートニュース株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長CEO:浜本階生、以下 スマートニュース)と協働し、データクリーンルームを活用した分析ソリューション「スマートペルソナファインダー」の提供を開始いたします。

近年、生活者のデジタルタッチポイントが多様化する中、マーケティング領域では生活者のさまざまなデータを活用した行動理解がより精緻におこなわれるようになってきました。中でもデジタル上でのニュースをはじめとする記事の閲読行動を通じて得られる生活者の興味や関心などのインサイトは、生活者の行動を深く理解するための基礎となり、企業のマーケティング活動を前進させるものとして注目を浴びています。

このような状況を受け、このたび、TV視聴データや購買データなど、生活者に関する豊富なデータを保有する博報堂とHakuhodo DY ONEは、3,000以上の媒体と提携し一日あたり約40万本の記事を配信するニュースアプリ「SmartNews」を運営するスマートニュースと連携し、生活者の理解を深め、より効果的なコミュニケーション設計を可能にする分析ソリューションの提供を開始します。
連携にあたり、特定の個人を識別できないよう統計的に処理した上で、プライバシーに配慮した安全な環境である「データクリーンルーム」を活用することで、Cookieなどの個人識別情報に依存しない環境を実現します。

本サービスの主な特長は以下の2つです。

・生活者理解に役立てることができる
スマートニュースの持つ記事閲読行動データをもとに、生活者の潜在的な興味関心を時系列で分析し、ターゲットの興味関心やペルソナを精緻に描くことが可能です。 広告主の保有する1st Partyデータに、博報堂とHakuhodo DY ONEの保有・契約する購買データや視聴データ、「SmartNews」の記事閲読行動データをかけ合わせることで、生活者の関心をより精緻に可視化し、マーケティング全体のターゲット戦略に活用することができます。

・配信連携が可能
可視化したペルソナやそのインサイト分析結果から作成したセグメントを、「SmartNews Ads(スマートニュース広告)」において広告配信ターゲットとして活用することができます。 可視化したペルソナごとに配信クリエイティブを出しわけるなどの精緻なプラニング・コミュニケーション設計が可能です。

【広告配信イメージ】

博報堂DYグループは広告主の広告効果最大化を通して事業成長に貢献する次世代型モデル「AaaS*」を提唱し、広告主のマーケティング活動を支援するソリューション群を提供しています。 本分析ソリューションを活用した取り組みはAaaSの各ソリューションと連携し、スマートニュースの記事閲読行動データを活用した、より高度な広告配信や効果検証の提供を予定しています。

博報堂とHakuhodo DY ONEは今後も、データクリーンルームを活用した分析サービス開発を進め、生活者のプライバシー保護を鑑みながら、広告主の事業成長の支援に貢献してまいります。

*広告業界で長らく続いてきた「広告枠の取引」によるビジネス(いわゆる「予約型」)から「広告効果の最大化」によるビジネス(いわゆる「運用型」)への転換を見据えた、博報堂が提唱する広告メディアビジネスのデジタルトランスフォーメーションを果たす次世代型モデル<AaaS®は博報堂の登録商標です。>

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