お知らせ

クリエイティブ領域におけるAI技術等のテクノロジー活用を推進する 博報堂DYグループ横断型の研究開発組織「Creative technology lab beat」発足 〜第一弾プロダクト、広告テキスト自動生成AI「H-AI SEARCH」を開発〜

2022.01.14
#AI#クリエイティブ・デザイン#データ#テクノロジー#デジタル

株式会社博報堂DYホールディングス

株式会社博報堂DYホールディングス(本社:東京都港区、代表取締役社長:水島正幸、以下博報堂DYホールディングス)は、クリエイティブ領域におけるAI技術の産学連携の学術研究からプロダクト開発、クリエイティブ業務のワークスタイル変革までを担うグループ横断型の研究開発組織「Creative technology lab beat」(クリエイティブ・テクノロジー・ラボ・ビート 以下beat)を発足しました。
また、第一弾プロダクトとして、beatの一翼を担う株式会社アイレップ(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:小坂洋人、以下アイレップ)は、検索連動型広告における「広告文自動生成」と「効果事前予測」をAI技術によって支援する「H-AI SEARCH」(エイチ・エーアイ・サーチ)を開発し、サービス提供を開始しました。

博報堂DYグループのクリエイティブ業務は、デジタルのパフォーマンスクリエイティブ領域のみならず、テレビなどのマスメディア、オウンドメディア、コンテンツ、SNS領域など多岐にわたります。そして、費用対効果などのビジネス効率の追求だけでなく、クリエイティブを目にした生活者の心にどう残るのかという観点についても、日々追求しております。一方で近年、クリエイティブ業務はよりパーソナライズされ、高速PDCAが前提となる流れの中で、業務量が急激に増大しています。
そこで、クリエイティブ業務のDX・自動化をテクノロジーの力で推進し、より質の高いクリエイティビティが発揮できる業務環境やワークスタイルを確立することにより、当社グループがクリエイティブ×テクノロジーの社会実装をリードすべく、グループ横断型の研究開発組織beatを立ち上げました。

beatは、AI技術などのテクノロジー活用により「審美※」の量的・質的効果を追求する基礎研究、応用研究を産学連携で推進します。加えて、その研究成果に基づくプロトタイプの開発やそれを活用したクリエイティブ制作における新しいワークスタイルの研究・開発を進めてまいります。

また、開発プロダクトの第一弾として、beatの一翼を担うアイレップは、検索連動型広告の広告テキストを自動で生成し、そのテキストの配信効果を事前に予測するAIサービス「H-AI SEARCH」の提供を開始しました。
「H-AI SEARCH」は、アイレップが広告運用により蓄積した膨大な広告文・運用データを元に広告テキストを自動生成し、配信効果を事前に予測することで、効果が高いと期待される広告文だけをスピーディーに配信することができます。従来よりも質の高いABテストの実施と、そのテスト結果に基づいた効果的なクリエイティブ入稿が可能になり、より効率的なPDCAが可能となります。
なお、本プロダクト名称には、同領域の“叡智”を結集し、“Humanity”を重視し、“博報堂DYグループならではのAIサービス”の提供を目指していくという思いが込められています。

今後もbeatでは、産学連携の学術研究やテキスト認識、動画認識、画像認識、3DCGなどの自動生成AIツールの開発、クリエイティブ業務のワークスタイル研究を進め、世の中を魅了するクリエイティブを生み出し、生活者や社会にとって魅力的なコミュニケーション体験を提供してまいります。

※ 審美:自然や美術などのもつ本当の美しさを的確に見極めること。美の本質・現象を研究する広告への注視意識や広告接触によるブランドイメージや好意、購入意向などを想定

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