博報堂生活総合研究所 上席研究員 三矢正浩による「マネーポストWEB」への寄稿連載の第5回が掲載されました。
先日、とあるラーメン屋さんに15年ぶりくらいに食べに行く機会がありました。懐かしさも相まって、味は変わらずとても美味しかったのですが、値段は50円ほど高くなっていました。券売機で値段を見たとき思わず、「あ、高くなっている!」と感じたのですが、冷静に近年の人手不足や人件費の上昇などを考えれば、本来はもっと値段が上がっていてもおかしくないのかもしれません。それでも、経営努力か近隣の競合店との兼ね合いか、良心的な値段に収まっている印象です。
上記の例に限らず、年月の経過とともにモノやサービスの価格は変化していきますが、それに対する生活者の感じ方・受け止め方はどうなっているでしょうか。