毎年3月にタイのパタヤで開催しているアジア太平洋地域で最大級の広告祭ADFEST「アジア太平洋広告祭」。今年の授賞式はオンラインで4月7日に開催が予定されています。
表彰セレモニーに先駆けて、博報堂グループからは、以下3名が審査員に選出されましたのでご紹介します。
木村 健太郎(博報堂):Branded Entertainment Lotus &Effective Lotus部門
トーサック チューンプラパー(Wolf BKK):Audio Lotus, Film Lotus, Outdoor Lotus & Press Lotus部門
ウーン ホー(博報堂マレーシア):Brand Experience Lotus & Direct Lotus部門

木村 健太郎
博報堂 執行役員、インターナショナル・チーフ・クリエイティブ・オフィサー
● Branded Entertainment Lotus部門 審査員長
● Effective Lotus部門 審査員長
大学時代に1年間休学して世界一周旅行した経験から、越境による固定観念の創造的破壊に目覚め、博報堂に入社。アカウントプランニングからクリエイティブに領域を広げ、2006年嶋浩一郎と博報堂ケトルを設立、手口ニュートラルなキャンペーンを量産する。2017年からグローバル領域の仕事を兼務するようになり、2021年クリエイティブ領域とグローバル領域を担当する執行役員に就任すると共に、クリエイティブコンサルティング局長と博報堂ケトルECDを兼任。
昨年は、ロンドン国際広告賞のフィルム審査委員長とOne Showのデータ部門審査員という真逆な部門の審査を務めている。

トーサック チューンプラパー
Wolf BKK 共同創立者 / チーフ・クリエイティブ・オフィサー
● Audio Lotus部門 審査員
● Film Lotus部門 審査員
● Outdoor Lotus 審査員
● Press Lotus部門 審査員
BBDO Bangkokでアートディレクターとしてキャリアをスタートし、在籍中にCannes Lionsを初受賞。その後、TBWA Thailandで2度目、J. Walter Thompson Bangkokで3度目のCannes Lionsを受賞する。2018年、「Brands that DO!」を企業理念に掲げるWolf BKKを共同設立。最近では、Spikes Asia 2021グランプリ、ADFEST 2021グランデ、第42回AWARD Awards金賞(2回)を受賞した他、New York Festivals、CLIO、AD STARS、The Gerety Awardsなどでも数々の賞を獲得。

ウーン ホー
博報堂マレーシア リージョナル・チーフ・クリエイティブ・オフィサー
● Brand Experience Lotus部門 審査員
● Direct Lotus部門 審査員
1992年に米国サンフランシスコのGraphic Design School of Fine Artsを卒業後、Darcy、BBDO、McCann、JWT、博報堂など、アジア全域にわたる大手ネットワークエージェンシーにてキャリアを積む。博報堂インドネシアのエグゼクティブ・クリエイティブ・ディレクターを務め、在任中に同社を常に国内トップ3の座に導く。後に博報堂アセアンのチーフ・クリエイティブ・オフィサーに就任。直近の功績は、2019年の博報堂インドネシアによる5度目のAgency of the Year受賞。
現在は若手の育成に尽力し、優れたクリエイティブ作品と最先端の発想を生むため、マレーシア、インドネシア、シンガポール、タイにまたがるチーム作りに携わっている。地域クリエイティブ部門が設置された10年前から複数の博報堂オフィスのチームを率いるようになり、これまでにThe One ShowでBest of Showや金賞を複数回獲得した他、New York Festivals、CLIO、AWARD Awards、Citra Pariwara、Kancil Awards、LongXi International Chinese Advertising Awards、B.A.D Awards、ADFEST、Spikes Asia、Cannes Lionsなどの主要な賞を多数獲得している。
国内外で600以上の賞を獲得した地域で評判の高いクリエイティブとして、世界・地域の広告祭の審査員に定期的に招かれている。2021年のThe One Club Global Creativeランキングでは、アジア太平洋地域で最も賞を獲得したチーフ・クリエイティブ・オフィサー第3位。