THE CENTRAL DOT

ヒット習慣予報 vol.137 『増しマストアイテム』

2020.09.15
#トレンド

こんにちは。ヒット習慣メーカーズの武藤です。

徐々に出社する日が増えてきました。そして久しぶりに会うチームメンバーに感動を覚えつつお互いの健康を案じつつ仕事にとりかかっています。
やっぱりリアルはいいな。と思う今日この頃です。

ということで、今回のテーマは「増しマストアイテム」です。
熱中症、withコロナ、レジ袋有料化など、毎日の生活が変化したことにより持ち歩くマストアイテムにも変化が見られ、バッグ(かばん)の中身が増えてきているというお話です。
「#バッグの中身」と検索するとあるSNSでは約14万件の投稿があり、雑誌でもバッグの中身が以前と変わってきたことが記事になっていました。

ではどんなものがマストアイテムになりつつあるのでしょうか?

例えば、今年の夏も街中でよく見かけた「ハンディ扇風機」。熱中症予防として常に持っているアイテムになっている人もいます。そして「折りたたみ日傘」ですね。最近の夏では雨天兼用のものを持つ男性も増えているとか。昔と比べるとここ数年で日差しも強く感じられるし、スコールも尋常じゃない強さと量の雨が降るので必須アイテムになりそうですね。

次に、コロナ禍による「マスク予備」「マスクケース」です。食事などで外すマスクはうっかり落としてしまう危険性がありケースがあると安心です。そして万が一落としてしまったときのために学校でも予備を持つように言われているそうです。他にもエアータオル使用中止のための「ハンドタオル」「ハンカチ」や「除菌スプレー、ティッシュ」「ハンドソープ」などがあげられていました。
さらには、在宅勤務と出社の両立により「パソコン」「モバイルWi-Fi」など仕事で使うものを私生活でも持ち歩くようになった方も少なくないのではないでしょうか。

そして、レジ袋有料化のため買い物時に使用したい「エコバッグ」です。しかも2、3個持っている方が何人もいました。というのも、買い物によっては入りきらないことが多いからだそうです。また、肉、魚と野菜を分けて入れたい!お惣菜を購入の際、汁が出てしまいそうなものは別にしたい!などの希望によりいくつか持っている人もいるようです。
他にも若い世代に昔ながらの「ふろしき」が人気だそうで「ふろしきをエコバッグ代わりに購入した」というツイートやふろしきをバッグの形に結んだ写真、使い方の動画の投稿が増えています。小さく折りたためてコンパクトになるふろしきはGoogleトレンドでもレジ袋有料化が始まるころから話題になっていることがわかります。

出典:Googleトレンド 検索ワード「ふろしき」

最近の気候や社会の変動により、これらの新たなマストアイテムを持ち歩くことが習慣になってきているのではないかと考えます。

まだコロナが続くことが予想される中で、「増しマストアイテム」は
① いかに小さく、コンパクトになるか
② 軽量になるか
③ 清潔に保てるか
といったところに焦点が当たると考えられます。

では最後に「増しマストアイテム」のビジネスチャンスとしてマストアイテムを入れる「あったらいいなバッグ」を考えてみました。

◎「増しマストアイテム」のビジネスチャンスの例
■普段持ち歩くバッグに保冷機能のある大き目のポケットをつける。もしくは場所を設ける。
■バッグにもう1つバッグを付けられるもしくは掛けられる、重さに耐えられる機能を付ける。「バッグonバッグ」
■どんな素材のバッグでも除菌できる「バッグ専用除菌クリーナー」を作る。
など。

出勤時、会社近くの交差点でふと行きかう人を見ていると、6人に1人の割合で2つバッグを持って歩いていました。女性の割合が高かったですが、トートバッグとエコバッグの組み合わせやダブルトートバッグの人などがいました。やはり荷物が多くなっているなと感じ、「バッグonバッグ」ができれば両手がふさがらなくていいのになぁ。と思いました。

武藤こずえ(むとう・こずえ)
統合プラニング局
ヒット習慣メーカーズ メンバー

旅、映画、音楽が大好き。
Go Toキャンペーンが始まったらどこに行こうかな?と考える日々。自粛生活から新たな一面を発見できたことにより趣味が増えそうです。

▼「ヒット習慣予報」とは?
モノからコトへと消費のあり方が変わりゆく中で、「ヒット商品」よりも「ヒット習慣」を生み出していこう、と鼻息荒く立ち上がった「ヒット習慣メーカーズ」が展開する連載コラム。
感度の高いユーザーのソーシャルアカウントや購買データの分析、情報鮮度が高い複数のメディアの人気記事などを分析し、これから来そうなヒット習慣を予測するという、あたらしくも大胆なチャレンジです。

ヒット習慣メーカーズに関する最新記事をSNSでご案内します。ぜひご登録ください。
→ 博報堂広報室 Facebook | Twitter

FACEBOOK
でシェア

TWITTER
でシェア

関連するニュース・記事