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オウンドサービスをグロースし、自走させるための仕組みとは
(連載:DXD Growth Program特集 Vol.5)

2023.08.28
顧客ID取得の窓口としての「オウンド」の重要性が高まり、企業やブランドと生活者を繋ぐ「オウンドサービス」も増加中。しかしその多くが様々な課題に直面しています。hakuhodo DXDが提供する「DXD Growth Program」は、戦略立案からシステム・デザイン・コンテンツ開発まで、オウンドサービス運用を一気通貫で実施できる画期的なプログラムです。
本連載では、「DXD Growth Program」の意義や支援内容など、計6回にわたって詳しくご紹介します。今回はVol.5として、オウンドサービスをグロースさせ、自社で自走化する際に必要な仕組みをテーマに、メンバーの千葉悠人、柳沼優樹、高井新平の3名に聞きました。
―hakuhodo DXDについてはこちら

千葉悠人
博報堂 マーケティングシステムコンサルティング局

柳沼優樹
博報堂 マーケティングシステムコンサルティング局

高井新平
博報堂プロダクツ デジタルプロモーション事業本部
WEBマーケティング部 オウンド戦略プロデュースチーム

企業が「やりたいこと」のレベルと
自社の社員のできることが一致していない

――オウンドサービスをスタートさせても、なかなかクライアント企業内で自走化できないという事例も多いと思います。その原因はどのようなことでしょうか? ご自身の体験を踏まえて教えて下さい。

千葉
まず業務や制度設計が整っていなくて、単純に仕組みがないとか業務が定義されていないというケースですね。「やるつもりがない」か、「やるつもりはあってもできない」という例が多いように感じます。「やるつもりがない」のは根本的な原因ですが結構ありがちで、後者の場合はスキル不足が主因で、サービス開発が非常に高度になっていて、変化も著しい。求められるレベルも高いし、技術も急激に進化しています。要求される水準に応えられるスキルを持つ人材がなかなかいないという現実が大きいでしょう。

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