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博報堂、旅行ガイドブック制作を通じて国内観光の活性化を支援

2012.05.28
#ソーシャルデザイン

人々との出会いを楽しむ旅行ガイド「COMMUNITY TRAVEL GUIDE」シリーズ
島根県海士町の住民148人を紹介した『Vol.1海士人』を本日刊行
~名所めぐりから「名人めぐり」へ~

2012年5月28日

株式会社博報堂のソーシャルデザイン専門組織hakuhodo i+dは、地域に暮らす魅力的な人々を紹介し、人々との出会いを楽しむ国内旅行ガイドブックシリーズ「COMMUNITY TRAVEL GUIDE」の制作を通じて、日本の国内観光の活性化を支援する取り組みを開始します。
本日その第一弾として、島根県隠岐島・海士町の協力のもと、同町に住む計148人を紹介したガイドブック「COMMUNITY TRAVEL GUIDE Vol.1『海士人(あまじん)』」を刊行しました。

hakuhodo i+dとは、デザインが持つ力で社会課題の解決に挑む専門組織です。このたび制作を開始する「COMMUNITY TRAVEL GUIDE」シリーズでは、“人々との出会いを楽しむ”という新しい旅のスタイルの提案を通じて、国内各地を訪れる人を増やし、観光を盛り上げ、地域経済を活性化させていくことを目指します。hakuhodo i+dが主体となる編集委員会が、各地の行政の協力のもとで住民への取材を行い、その地域ならではのガイドブックを制作します。

本日、シリーズ第一弾として、島根県隠岐島・海士町の人々に出会う旅のガイドブック『海士人(あまじん)』を刊行しました。「ないものはない」をスローガンとした海士町の魅力を、町に住む総勢148名の人々を通じて紹介しています。

今後は、「COMMUNITY TRAVEL GUIDE」シリーズへの参画を希望される自治体を全国から募集し、第二弾以降の制作に取り組んでいく予定です。分かりやすい名所や名産を持たない地域でも、そこで暮らす魅力的な「人」こそが、これからの時代の新しい地域観光の主役になると考えます。

地域の主役を「人」と捉え、人々との出会いを楽しむ旅を提案

旅行といえば、自然や食べ物、名所めぐりを楽しむといった内容が主流ですが、「COMMUNITY TRAVEL GUIDE」は、それらの背後にいる「人」を地域の主役と捉え、実在の人物にスポットライトをあてて制作します。名所の隠れた魅力を伝える現地ガイドや、腕のたつ料理人、素材を育てた農家など、地域に暮らす魅力的な人々を紹介し、「その人たちに会いに行く旅」という新しい旅を提案します。

人々との出会いと、地域を楽しんでもらう7つの特徴

【1】町の人々に出会える観光プラン
【2】町の暮らしを紹介
【3】地元民だけの穴場を紹介
【4】町の人々のイラストを掲載した表紙
【5】身軽に観光を楽しめるミニサイズ
【6】見やすい地図
【7】初めての地域でも分かりやすいアクセス方法

詳細はニュースリリースをご覧ください。
ニュースリリース

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