株式会社博報堂(東京都港区、代表取締役社長:水島正幸)が発足した「HAKUHODO Blockchain Initiative」(博報堂ブロックチェーン・イニシアティブ)は、グラフ理論をベースとしたネットワーク分析を活用し、トークンコミュニティ※1のコンディションや、コミュニティを形成している生活者のパワーを指標化するトークンコミュニティ解析サービス「トークンコミュニティ・アナライザー」を開発いたしました。

近年、ブロックチェーン技術の発展により、生活者が発信する情報の信頼性が担保されるようになりました。それによりトークンコミュニティが登場し、共通の価値観を持った生活者がトークンを介して価値交換できるような「コミュニティ」を形成する様々なサービスが生み出されています。生活者一人ひとりがこれまで以上に発信・行動する主体となり、社会に価値を作り出す「生活者主導社会」になっていくことが予想されますが、それを支える一つであるトークンコミュニティの構築・発展には、ブロックチェーンの技術だけではなく、そのコミュニティやコミュニティを形成している生活者の状態を把握していくことが重要です。

「トークンコミュニティ・アナライザー」は、グラフ理論をベースとしたネットワーク分析を応用し、トークンコミュニティのコンディションを把握するための独自指標(活性度、形成度、成熟度、密度、拡大度)と、トークンコミュニティを形成する個々の生活者のパワーを評価するための独自指標(伝播力、拡散力、影響力、求心力、訴求力)を統計的な手法で算出し、それらのデータを解析するサービスです。「トークンコミュニティ・アナライザー」の活用を通じて、そのコミュニティの状態やコミュニティを形成している生活者の活動状況が可視化されることで、その中から変化の兆しや要因を特定することができます。解析結果をコミュニティの改善に活用することで、トークンコミュニティの運営を支援してまいります。

博報堂は2018年9月、「HAKUHODO Blockchain Initiative」を発足し、ブロックチェーン技術の活用やトークンコミュニティの形成に関わる企業のビジネス開発、サービス開発の支援に向け、プロジェクトを始動しています。
今後HAKUHODO Blockchain Initiativeは、社外パートナーとして、ブロックチェーンの技術企業やシステム・サービス開発企業、トークン設計コンサルティング企業などと連携し、生活者が主役となる「生活者主導社会」の実現に向け、独自に開発したトークンコミュニティ解析サービス「トークンコミュニティ・アナライザー」を活用した実証実験や研究活動を行ってまいります。

※1「トークンコミュニティ」
ブロックチェーン技術で実装されたトークンを使って、共通の価値観をもった不特定多数の生活者が活発に価値交換を行うコミュニティ

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