お知らせ

wondertrunk & co. 岡本岳大による「東洋経済オンライン」への寄稿が掲載

2020.06.09
#クールジャパン#地域

博報堂グループのwondertrunk & co. 代表取締役共同CEO、デスティネーションプロデューサーの岡本岳大 による「東洋経済オンライン」への寄稿が掲載されましたので、お知らせいたします。

「コロナ後の旅行」は"3つの点"で大きく変わる

インバウンドブームの終わりと始まり

2020年に「訪日外国人客数4000万」を目指して急成長してきた日本の外国人誘致(インバウンド)。しかし新型コロナウイルスの影響によって、2020年4月の訪日外国人数は、前年同月比マイナス99.9%(日本政府観光局発表)にまで落ち込み「インバウンドブームの終焉」もささやかれるような状況になりました。

今は旅行・インバウンドに関わる人も、自分と大切な人の安全を守り、いかに事業や雇用を継続するかに必死だと思います。目の前の困難に淡々と向き合いつつも、「コロナ後」に向けて何をすべきなのか?

世界中の旅行マーケットがかつてない打撃を受ける中で、外国人旅行者の旅のニーズはどう変わるのか、そして日本の観光地が準備すべきことは何でしょうか。

9.11やリーマン・ショックを超える危機

新型コロナウイルス感染症拡大の影響で、世界中の旅行業界がかつてない大きな危機に瀕しています。多くの国で外出禁止や海外渡航の制限がされたことで「旅をする」という日常はどこか遠いもののようになってしまいました。

世界観光機関(UNWTO)は5月に、世界の旅行業界の「3つの回復シナリオ」を提示しましたが、「2020年の国際旅行者数は前年比で約58~78%のマイナス」という数値を発表しました。

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