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博報堂生活総研[来月の消費予報・2021年9月](消費意欲指数)

2021.08.26
#消費意欲#生活総研#生活者研究

9月の消費意欲指数は、夏休みの反動で前月より低下。 前年と比べ、カテゴリー別消費意向は幅広い分野で増加。

株式会社博報堂(本社·東京)のシンクタンク博報堂生活総合研究所は、20~69歳の男女1,500名を対象に「来月の消費意欲」を点数化してもらうなど、消費の先行きに関する調査を毎月実施。その結果を「来月の消費予報」として発表しています。※8月2-5日に調査
2021年9月の消費意欲指数は45.6点。前月比-3.3pt、前年比-1.2ptと、ともに低下しました。

Point 1 : 夏の支出の反動で前月より消費意欲低下。コロナ禍の影響は前月と同等

9月は、夏休み・帰省シーズンの8月に比べ消費意欲指数が低下する月であり、今年も前月比-3.3ptとなりました。
消費意欲指数の理由(自由回答)をみると、前月と比べて消費にポジティブな回答は減少(8月395件→9月314件)、ネガティブな回答は増加(8月902件→9月943件)しています。具体的には、8月には「夏休み、お盆があるから」が多くを占めており、「季節柄の消費意欲(8月114件→9月59件)」が半減、「欲しいもの/出費予定がある(8月138件→9月117件)」も減少しています。また、消費にネガティブな回答では「今月まで多く使った反動でセーブ(8月25件→9月89件)」が増えており、夏の反動で、9月は控えめの支出になることが予想されます。

コロナ禍に関連した回答は、前月からは大きな変化はありませんでした(ネガティブ:8月167件→9月165件、ポジティブ:8月43件→9月49件)。感染者が急増する状況下においても、消費意欲に対する影響は前年ほど大きくないことがうかがえますが、調査実施(8月2日~5日)以降、コロナ感染者数が増えているため、引き続き慎重にみていく必要がありそうです。

Point 2 : 前年と比べ、ソト消費を中心に多くのカテゴリーで消費意向増加

前年比も消費意欲指数は-1.2ptとやや低下していますが、指数の理由(自由回答)やカテゴリー別の消費意向には、好材料もみられます。消費意欲指数の理由をみると、「欲しいものがある」や「家族・友人のイベント、冠婚葬祭」など、消費にポジティブな回答(20年9月243件→21年9月314件)は前年に比べて増えています。消費にネガティブな回答では、コロナ禍の影響で前年多かった「金銭的理由での節約、我慢」(20年9月294件→21年9月187件)は大幅に減っています。

また、「特に買いたいモノ・利用したいカテゴリーがある」人は24.3%で、前月比は-2.8ptと低下していますが、前年比は+2.2ptと上昇しました。カテゴリー別の消費意向を前年と比べると、「外食」「理美容」「旅行」「レジャー」「書籍・エンタメ」「化粧品」「ファッション」「食品」「飲料」と、16カテゴリー中9カテゴリーで20件以上増えています。
コロナ禍1年目で消費に慎重になっていた前年よりも、ソト消費を中心に幅広い分野で消費意向が高まっているようです。

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