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博報堂シニアビジネスフォース × 趣味人倶楽部
「アクティブシニア」調査 ②外出編

2021.05.14
#シニア#リサーチ#生活者研究

コロナ禍で同居人以外との外出に慎重なシニアは6割。
外出への抵抗感払拭のカギは「ワクチン」。8割が接種希望。

株式会社博報堂(本社:東京都港区、代表取締役社長:水島正幸、以下博報堂)のプロジェクトチーム「博
報堂シニアビジネスフォース」は、株式会社オースタンス(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:菊川諒
人)の調査・ビジネス推進組織「趣味人倶楽部シニアコミュニティラボ」と共同で、日本最大級のシニア向け
SNSコミュニティサイト「趣味人倶楽部(しゅみーとくらぶ)」の会員(60-94歳)を対象に、新型コロナウ
イルスの流行がアクティブシニア(※)にどのような影響を及ぼしているかについて調査を行いました。以下、
調査のポイントをご紹介いたします。
コロナ禍も2年目に迎えた今回の調査で見えてきたのは、同居人以外との外出を極力我慢し、ワクチン接種を
心待ちにし、収束後の旅行や外出を楽しみにしているシニアの姿でした。
※本調査は、「趣味や交流を楽しんでいる活動的な60歳以上のアクティブシニア」を対象としています。

【主な調査結果】
■ 2020年4月に発令された緊急事態宣言の解除以降、同居人以外との外出に慎重なシニアは6割
「同居でない家族とは出かけていない(65.7%)」「友人・知人とは出かけていない(57.7%)」の数字が示
すように、交流が大好きなアクティブシニア達が継続して外出を我慢している様子がうかがえます。
■ シニアの外出への抵抗感を払拭する鍵は「ワクチン接種
気がねなく出かけられる条件を尋ねたところ、「ワクチンが接種できたら」、「同行者が全員ワクチンを接
種したら」がいずれも上位で、ワクチンの接種が進むことが外出への抵抗感を払拭につながることが分かりま
した。
■ シニアのうち、ワクチンを接種したい人は84%、したくない人は12%
2021年3月時点での、ワクチンの接種意向を聴取したところ、「できるだけ早く接種したい」と「問題が起き
ていないか様子を見てから接種したい」を合わせた「接種したい 計」は83.6%、「(あまり)接種したくな
い」は12.2%で、ほとんどのシニアはワクチンの接種意向があることが分かりました。
■ 新型コロナウイルス収束後の外出・消費意欲 Top 3 は「旅行」「外食」「ライブエンタメ」
新型コロナウィルスが収束したらやりたいこととしては、「旅行 (83.2%)」、「外食・宴会」(61.1%)の
意向が特に高く、「ライブエンタメ」(32.0%)、「デパートやショッピングモールに行く」(25.7%)、
「カラオケ」(21.3%)が続きました。

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