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博報堂と博報堂DYメディアパートナーズ、 LINEリサーチのセールスパートナーに国内初認定 次世代の調査ソリューションの開発と実践に向けて連携を強化

2020.12.21
#デジタル#マーケティング#リサーチ

株式会社博報堂(本社:東京都港区、代表取締役社長:水島正幸、以下博報堂)および株式会社博報堂DYメディアパートナーズ(本社:東京都港区、代表取締役社長:矢嶋弘毅、以下博報堂DYメディアパートナーズ)は、LINE株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:出澤剛、以下LINE)が提供するスマートフォンベースのリサーチプラットフォーム「LINEリサーチ」のセールスパートナーとして国内初の認定を受けましたので、お知らせ致します。

昨今、生活者の行動様式全体がデジタルによって急激に変化しています。デバイスは若年層を中心にスマートフォンが主流になり、受け取る情報量は肥大化し記憶は短期化、また通信の発展によって一方向ではない双方向なコミュニケーションが当たり前になっています。マーケティング調査においてもこのような生活者の変化に対応したトランスフォーメーションが求められていました。

長年にわたり生活者調査をリードしてきた博報堂および博報堂DYメディアパートナーズでは、上記のような生活者の行動変化に対応した調査領域のアップデートを目指して、LINEリサーチのセールスパートナーの認定のもと、次世代の調査ソリューションの開発と実践に取り組んでまいります。またこの取り組みでは、世の中の様々な種類のデジタルデータをうまく融合させることで、クライアントの事業戦略設計やプラニング・広告効果評価の新しい手法を構築していきます。具体的には以下のような取り組みを行っていくことを予定しています。

1 ) 時代に則し、かつフレッシュな調査パネルを活用した信頼性の高い示唆の抽出
LINEリサーチはスマートフォンベース、かつ調査慣れしていないフレッシュなパネルを大規模に保有しています。これによって、市場代表性が極めて高い環境下での調査を行うことが可能です。博報堂および博報堂DYメディアパートナーズは、このパネルを活用することによって、マーケティングの戦略構築から評価までの全プロセスにおける調査の信頼性の向上をはかります。またこの取り組みを加速するために、コストを抑えスピーディーなアンケート実施を行うことが可能なLINEリサーチのセルフアンケートツール「ライトコース」の提供を受け、活用を進めていきます。

2 ) リアルタイム性やインタラクティブ性を活用した新しい調査メソッドの創出と実践
LINEリサーチは、スマートフォンから回答ができるため、対象者は場所や時間に囚われることなく、いつでもどこでも調査に回答することができます。また調査はチャット形式のため、従来型調査のような選択肢や入力フォームに縛られることなく、画像やLINEスタンプによる回答を得ることや、調査を通じた双方向コミュニケーションも可能です。博報堂および博報堂DYメディアパートナーズは、このようなパネル特徴を最大限に引き出した調査メソッドの創出に取り組んでいきます。

3 ) 両社が保有する様々なデータを活用した新たな調査ソリューションの共同開発
昨今、生活者の行動データは、デバイス、サービス、メディアなどによって断片化して存在しています。それらが統合されないことによって、コミュニケーション自体も分断され、広告主視点、生活者視点、ともに意図しない、されないコミュニケーションが頻発しています。これを解消するため、博報堂DYグループが保有する「Atma」をはじめとした「生活者DMP」とLINEの保有する様々なデータを活用することで、より高度なコミュニケーション、メジャメントを実現するための調査ソリューションの開発を共同で行っていきます。この取り組みは、昨今の潮流も加味し、個人のプライバシーを考慮するプライバシーバイデザインの思想に立脚してサービスを開発、実行していきます。

博報堂および博報堂DYメディアパートナーズは今後も、マーケティングやデータ活用の次世代化や高度化を推進し、クライアントの課題解決に向けたサービスの開発に取り組んでまいります。

>>本件の詳細はこちらのPDFからご覧ください。

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