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博報堂生活総研[来月の消費予報・11月](消費意欲指数)

2019.10.28
#リサーチ#生活総研

消費意欲指数は、11月としての過去最低値。
女性を中心に、季節消費への意欲が高まらず

株式会社博報堂(本社・東京)のシンクタンク博報堂生活総合研究所は、20~69歳の男女1,500名を対象に「来月の消費意欲」を点数化してもらうなど、消費の先行きに関する調査を毎月実施。その結果を「来月の消費予報」として発表しています。

11月の消費意欲指数は43.7点。前月比+1.8ポイント、前年比-3.0ポイントと、前月からは上昇したものの、前年比では大きく低下しました。

Point 1:季節消費の意欲が伸びず、消費意欲指数は11月としての過去最低値に

11月は例年、前月からの動きが少ない月ですが、今年11月の消費意欲指数は前月比+1.8ポイントと、増税直後の落ち込みからはやや回復。消費意欲指数の理由(OA)を見ると、消費税増税を理由に消費を控える声は依然多く挙がっているものの、前月からは半数近くに減少しています(19年10月530件→19年11月278件)。

一方、前年比では-3.0ポイントと、11月としての過去最低値となりました。特に、「季節の変わり目の買い物をしたい」といった秋冬に向けた季節消費への意向は、前年に比べて半数以下にとどまっています(18年11月136件→19年11月61件)。また、特に買いたいモノ・利用したいサービスがある人の割合も18.9%と低く、カテゴリー別に見ても、前月に引き続きすべてのカテゴリーで前年比マイナスとなりました。増税による買い控えに加え、気温の高い日が続きなかなか秋らしくならないことも、意欲の伸び悩みに影響していそうです。

Point 2:意欲の低下は女性で顕著

女性は例年10月以降に消費意欲指数が高まる傾向がありますが、今年は45.1点・前年比-5.3ポイントと前年からの低下が大きく、ほぼ前年並みとなった男性とは対照的です。

また、特に買いたいモノ・利用したいサービスがあるという人の割合も、男性は前年比-5.4ポイント、女性は-11.4ポイントと女性の低下が大きくなっています。カテゴリー別にみても、前年からの減少が特に大きい「ファッション」(前年比-86件)」、「化粧品」(前年比-48件)、「装飾品」(前年比-43件)の減少はほとんどが女性によるもので、女性ではすべてのカテゴリーで前年比マイナスとなっています。消費意欲回復の鍵は女性が握っているようです。

■ 質問項目(質問文)

[消費意欲指数]
消費意欲(モノを買いたい、サービスを利用したいという欲求)が最高に高まった状態を100点とすると、
あなたの来月(11月)の消費意欲は何点くらいですか。(自由回答)
また、あなたがその点数をつけた理由をお答えください。(自由回答)

[特に買いたいモノ・利用したいサービス]
あなたが来月(11月)、特に買いたいモノ・利用したいサービスはありますか。(単一回答:ある/ない)
特に買いたいモノ・利用したいサービスとは何ですか。(複数回答)

博報堂生活総研[来月の消費予報・11月](消費意欲指数)レポート

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