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博報堂、東北博報堂とともに、青森から健康課題解決と経済発展のダブルインパクトの創出を推進するSDGsアクションユニット「HELLOW」を発足―弘前大学の「共創の場形成支援プログラム(COI-NEXT)」にも参画―

2022.12.15
#共創#地域#産学連携

株式会社博報堂(本社:東京都港区、代表取締役社長:水島正幸)は、株式会社東北博報堂(本社:宮城県仙台市 代表取締役社長:當麻 裕介)とともに、国立大学法人弘前大学が文部科学省・国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)から採択を受けた「共創の場形成支援プログラム(以下、弘前大学COI-NEXT)」に参画します。参画に併せて、青森から世界へ、健康課題解決と経済発展のダブルインパクトの創出を推進するSDGsアクションユニット「HELLOW」を発足し、弘前大学COI-NEXTのメンバーとして活動します。

弘前大学では20年以上にわたり、「青森県の短命県返上・寿命革命」をテーマに据えた産官学民の連携による健康課題解決プロジェクトを推進しています。青森県下はもとより、国内、アジアでの健康課題解決に挑み、研究規模の拡張と研究成果の創出を実現すると共に参画企業のウェルネス・ヘルスケア領域の研究、新規事業創出に大きな貢献を果たしています。

博報堂と東北博報堂は「HELLOW」の活動を通じて弘前大学COI-NEXTが掲げる「若者からシニアに至る全世代の健康意識、健康行動の変容と新習慣づくりと新産業の創出」に貢献し、世界の人々が青森を訪れたくなるようなウェルネスコミュニティづくりを叶えたいと考えています。「HELLOW」は、ローカルと都市とのウェルネス・ヘルスケアに関する生活環境・情報環境の違いを理解し、事例の共有や博報堂の生活者発想を活かした調査・研究活動に取り組み、将来的には参画機関との共同活動も実施していく予定です。また博報堂の構想・発想力を活かして、セミナー、イベント、ワークショップなどを開催し、市民活動や自治体運営支援に取り組みます。

今後も、博報堂と東北博報堂は、生活者ひとりひとりが地元での生活の質を高め、自分らしく、健康に、善く生きる環境づくりに貢献してまいります。

■SDGsアクションユニット「HELLOW」の弘前大学COI-NEXTでの活動内容
生活者ひとりひとりが生活の質を高め、自分らしく、善く生きることが叶うコミュニティづくりに貢献します。
青森県からスタートし、日本へ、世界へ、ローカルの健康課題解決とローカルならではの幸福な生活環境づくりに貢献してまいります。

・弘前大学、青森県、弘前市、参画機関、メディア等との各種調査・研究活動、地域貢献活動の企画、実施
・生活者の健康行動、健康意識に関する行動変容、新習慣づくりの事例研究
・弘前大学、参画企業の健康啓発、健康事業に関する価値化、ブランド資産化の支援

■「弘前大学COI-NEXT」
拠点の正式名称は「共創の場形成支援プログラム(COI-NEXT)・健康を基軸とした経済発展モデルと全世代アプローチでつくるWell-being地域社会共創拠点」。青森県の最重要課題である「短命県返上」を一大目標に、健康を基軸に、若者が地域で働きたいと思える成長産業として魅力的なヘルスケア産業を創出することによって、地域の人々を健康にしながら経済発展し、全世代の人々が生きがいをもって働き続けることができ、心身共にQOLの高い状態での健康寿命を延伸する、well-beingな地域社会モデルの実現を目指す産官学民一体のプロジェクト。
弘前大学COI紹介ウェブサイト https://coi.hirosaki-u.ac.jp/

■「共創の場形成支援プログラム(COI-NEXT)」
文部科学省・国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)が実施する、国連の持続可能な開発目標(SDGs)に基づく未来のありたい社会像を拠点ビジョン(地域共創分野では地域拠点ビジョン)として掲げ、その達成に向けたバックキャスト型のイノベーションに資する研究開発と、自立的・持続的な拠点形成が可能な産学官連携マネジメントシステムの構築を推進する活動です。活動を通じて大学等や地域の独自性・強みに基づく産学官共創拠点の形成を推進し、国の成長と地方創生に貢献するとともに大学等が主導する知識集約型社会への変革を促進することを企図しています。
JSTのCOI-NEXT紹介ウェブサイト https://www.jst.go.jp/pf/platform/

>>本リリースのPDF版はこちらからご覧ください。

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