お知らせ

博報堂DYホールディングス AI技術を用いて動画内の被写体/物体を解析、高速リサイズする 動画広告制作支援プロダクト「H-AI MOVIE RESIZER」の実証実験開始
〜「Creative technology lab beat」第三弾〜

2022.03.28
#AI#クリエイティブ・デザイン#テクノロジー

株式会社博報堂DYホールディングス(本社:東京都港区、代表取締役社長:水島正幸、以下博報堂DYホールディングス)のグループ横断型の研究開発組織「Creative technology lab beat」(クリエイティブ・テクノロジー・ラボ・ビート 以下beat)の一翼を担う博報堂DYホールディングスの研究開発部門「マーケティング・テクノロジー・センター」は、第三弾プロダクトとして、AI技術を用いて既存の動画広告クリエイティブを各種デジタルメディアに最適化されたフォーマットにリサイズする制作支援プロダクト「H-AI MOVIE RESIZER」を、博報堂DYグループの総合制作事業会社、株式会社博報堂プロダクツの技術協力のもと開発し、実証実験を開始いたしましたのでお知らせします。

デジタル広告市場は引き続き伸長しており、その中でも動画広告領域の市場が拡大しています。動画広告は、デジタルプラットフォームやメディアごとに最適化されたフォーマットに合わせて動画を作り分けていくことでビジネス成果の最大化が期待できるため、単一のクリエイティブからメディアごとに最適化されたクリエイティブを数十から数百パターン作り変えていく必要があります。そのため、動画広告はテキスト広告やバナー広告以上に、企画・撮影・編集などの制作工数やそれに伴う費用を見据えた生産性の高いクリエイティブ制作体制が求められています。そうした課題に対応すべく、ベースとなる動画クリエイティブに対して、物体検出AIを用いて動画内の被写体・物体を解析、高速リサイズする制作支援プロダクト「H-AI MOVIE RESIZER」を開発し、当社グループ内の制作現場で導入、実証実験を開始しました。本プロダクトを用いることで、通常一週間程度を要するリサイズ動画制作を数時間に短縮することが可能となります。
また博報堂DYグループオリジナル調査BestHITのデータを活用し、画像素材の配置位置による広告効果を予測し、予測結果をヒートマップで描画する動画広告評価AI機能(β版)を開発しました。今後、クライアント業務での実証実験を開始する予定です。

動画広告評価AI機能(β版)イメージ図:動画内にロゴなどを配置する場合において、広告効果が相対的に高い配置位置を赤色に、相対的に低い配置位置を緑色でビジュアライズ(本図の場合は、自動車の周りに配置するのは効果的ではないということが示されている)

Creaitve technology lab beatではAI技術などのテクノロジー活用により「審美」の量的・質的効果を追求する基礎研究や応用研究を産学連携で推進し、研究成果に基づくプロトタイプの開発や、それを活用したクリエイティブ制作における新しいワークスタイルの研究・開発を進めてまいります。

【 H-AI MOVIE RESIZERの特徴】
・物体検出AIを用いてベースとなる動画から被写体を切り抜くクロッピング機能
・クロッピング後の動画に、完成版に存在する画像素材の再配置を支援する機能
・動画広告評価AIを用いた、広告素材再配置支援機能(β版開発完了。実務での実証実験を開始予定)
※本技術は現在特許出願中です(2022年3月現在)。

Supported by HAKUHODO PRODUCT’S

※なお、本日開設しました「Creative technology lab beat」のWebサイトでもプロダクトの詳細情報等を確認頂けます。

【Creative technology lab beatとは】
2022年1月に発足した、クリエイティブ領域におけるAI技術の産学連携の学術研究からプロダクト開発、クリエイティブ業務のワークスタイル変革までを担う、博報堂DYグループ横断型の研究開発組織。「「H-AI MOVIE RESIZER」は、「beat」の第三弾プロダクトとして博報堂DYホールディングスの研究開発部門「マーケティング・テクノロジー・センター」が開発を手掛けています。今後も「beat」では、産学連携の学術研究やテキスト認識、動画認識、画像認識、3DCGなどの自動生成AIツールの開発、クリエイティブ制作業務のワークスタイル研究を進め、世の中を魅了するクリエイティブを生み出し、生活者や社会にとって魅力的なコミュニケーション体験を提供してまいります。
beat Webサイト:https://ctl-beat.com/

PDF版はこちら

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