お知らせ

博報堂生活総合研究所・三矢正浩による「マネーポストWEB」への寄稿連載第3回が掲載されました

2020.01.29
#データ#生活総研#生活者研究

博報堂生活総合研究所 上席研究員 三矢正浩による「マネーポストWEB」への寄稿連載の第3回が掲載されました。

キャッシュレス化の進行は歓迎されず? 半数近くが「期待しない」

博報堂生活総合研究所が昨年行った調査「生活者が選ぶ2019年 ヒット商品」で、5位に入った「キャッシュレス決済」。同様に「2020年 ヒット予想」についても調査したところ、ランクを3位に上げる結果となりました。2025年までにキャッシュレス決済比率を40%にまで引き上げようという国の強力な後押しと、民間各社の活発なサービス展開もあり、大きな注目を集めているキャッシュレス決済。

博報堂ではキャッシュレス決済を含むFintechサービスに関する生活者の意識・行動の調査研究を行うプロジェクト「HAKUHODO Fintex Base」を2019年9月に発足(筆者もメンバーとして加わっています)。12月に「消費増税にともなうキャッシュレス決済状況に関する生活者調査」の結果を発表しました。こちらの結果を元に、キャッシュレス決済の状況と今後について展望していきたいと思います。

消費増税後、大きく伸びたモバイル決済

まず、現金をはじめとするさまざまな決済手段について、消費増税の前後である、2019年3月時点と2019年10月時点とで、利用状況がどう変わったのかをみていきます。

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