お知らせ

雑誌『広告』最新号 3/31発売のお知らせ
― 特集は「文化」―

2023.03.07
#雑誌『広告』

株式会社博報堂(本社:東京都港区、代表取締役社長:水島正幸、以下博報堂)は、小野直紀編集長による雑誌『広告』Vol.417を3月31日に発売することとなりましたのでお知らせします。

本号では、全体テーマである「いいものをつくる、とは何か?」を思索する第五弾として、「文化」を特集します。価値や意味を共有するインフラであると同時に、知的、美的な精神活動でもある「文化」。その概念の曖昧さと複雑さを受け止めたうえで、風土や言語、宗教や芸術、伝統や権威、経済や政治など「文化」をとりまく観念や事象をとおして様々な視点を投げかけます。

雑誌『広告』では、2019年のリニューアル創刊以来、その販売方法をとおして特集にまつわる問題提起を行なってきました。例えば、「価値」を特集した第1号では、「価格1円(税込)」での販売することで、価値と価格の非対称性を問いかけました。また、「流通」を特集した第3号では、書店ごとに異なる全255種類の流通経路を独自開発した段ボール装の表紙に記載し、商品が届くまでの人の営みを可視化しました。こうした取り組みにより、グッドデザイン賞 グッドデザインベスト100、ACC賞 金賞、造本装幀コンクール 経済産業大臣賞など数々の賞を受賞しています。

本号は小野編集長体制での最後の『広告』になります。前号の発売から約1年におよぶ構想、制作期間を経てお届けする雑誌『広告』にぜひご期待ください。

発売に先立ち、note『広告』アカウントにて、編集長による巻頭メッセージを公開します。
https://note.kohkoku.jp/n/n6f87c8cba634

■雑誌『広告』
博報堂が発刊する、1948年に広告文化の創造と発展を目的に創刊された雑誌。2019年にクリエイティブディレクター/プロダクトデザイナーの小野直紀が編集長に就任。「いいものをつくる、とは何か?」を全体テーマに据え、この問いを思索する「視点のカタログ」として生まれ変わりました。
販売:通常全国の書店やセレクトショップ等 *詳細は『広告』ホームページに掲載
発行時期:不定期刊
価格:特集テーマや装丁により変動 *最新号の価格は発売当日にご案内します。
雑誌『広告』ホームページ: https://www.kohkoku.jp/
note公式アカウント: https://note.kohkoku.jp/

【編集長 プロフィール】
小野 直紀(おの なおき)
博報堂monom代表/クリエイティブディレクター/プロダクトデザイナー。2008年博報堂に入社後、空間デザイナー、コピーライターを経てプロダクト開発に特化したクリエイティブチーム「monom(モノム)」を設立。社外では家具や照明、インテリアのデザインを行うデザインスタジオ「YOY(ヨイ)」を主宰。2019年より博報堂が発行する雑誌『広告』の編集長を務める。
monom: http://mono-m.jp
YOY: http://yoy-idea.jp

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