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インタラクティブコミュニケーション×成果報酬モデルで実現する新しい広告ソリューションサービス「ADsMINE」(前編)

2024.03.08
マスメディア広告にも効果の可視化が求められる昨今。博報堂から、成果報酬型かつインタラクティブなコミュニケーションを武器に、得意先の課題解決をスピーディに実現するソリューション「ADsMINE」が誕生しました。共同開発にあたったRAB青森放送、株式会社アービング、博報堂の各担当者に、開発の背景や概要、実際の事例、今後の展望などをうかがいました。

西澤 大樹氏
RAB青森放送
東京支社営業部

新谷 拓也氏
株式会社アービング
芸能部 チーフ

信川 絵里
博報堂 DXソリューションデザイン局
マーケティングプラナー

森田 英佑
博報堂 ミライの事業室
Hakuhodo JV Studio
ビジネスデザイナー

鈴木 研史郎
博報堂 DXソリューションデザイン局
マーケティングプラナー

■一挙三得のADsMINEサービス概要

森田
まずは開発の背景にあった、プロモーション施策における近年の課題感から説明させてください。広告予算がデジタルの動画広告市場にかけられる一方、個人情報保護への意識の高まりや3rd partyデータの規制強化などの影響でリターゲティング広告が廃止・抑制されたため、動画広告市場は岐路に立たされています。

また、メディアのDXが、マス広告などでの視聴率や掲載エビデンスのような形で成果を測る従来のやり方に加えて、ダイレクト商材を中心に費用対効果を最重要KPIとしたやり方も広がりつつあります。とはいえ既存のデジタル広告において明確な広告効果を可視化できているかというと、必ずしもそうではありません。理由は、各計測ツール、各媒体、各プラットフォーマーもデータを拡大推計して利用しているからです。従って、数値を参考にした傾向は評価できても、果たしてそれが最適なプロモーション施策なのかというと疑問が残ります。

そんな状況下において、新規顧客獲得を狙って開発したのがこのADsMINEというサービスです。
多段階の成果報酬型を採用しており※1、得意先の目標費用対効果に沿った形でのご提案が可能なサービスとなっています(※1固定報酬で行った事例もあり)。

信川
得意先には「ジャーニーや各ファネルごとに広告効果の可視化と効率化を図りたい」というニーズ、メディア側には「余すことなく枠を売りたい」というニーズ、そしてインフルエンサーや事務所側には「予算の大小にかかわらず幅広いプロモーション施策に関与したい」というニーズがありました。その三者をつないでみてはどうか、というのが本サービス着想のきっかけです。
まずは、ラジオ・ポッドキャスト・地方局CMなどの「メディア」枠と、タレント・モデル・有識者・芸人などの「エバンジェリスト(わかりやすく伝える人)」をクライアントと一緒に選定し、施策を考えていきます。
そこから施策の流れに沿って、企業のオウンドサイト流入、ページ遷移、初回購入などの計測ポイントを一気通貫で設計します。

金額は多段階式成果報酬モデルをとっています。
広告主が安心してトライできるよう、基本的に初期コストゼロ※2かつ成果報酬型で、マスとSNSの連携で確実な情報発信が担保され、インフルエンサーが数ヶ月にわたり商品の導入紹介・疑問解消など計測ポイントごとに訴求するという一挙三得のサービスとなっています。(※2見積もり内容によって費用の変動がございます。)

広告効果に関しては、記事や配信を見た後にコメントしたか、リンク先に飛んだだけか、あるいはカートに入れてその後も継続してくれたかまでを追います。ラジオ放送中や放送後に、配信者と聴取者がやりとりをしながら商品や広告内容の深堀りができるような場を設けるなど、相互コミュニケーションも大事にしているのが特徴です。

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