年齢を超えた「友達」が急増?
40~60代に高まる異世代交流欲求
 
・ 40~60代が今後コミュニケーションを増やしたい相手として、「年齢を問わず価値観を共有できる
  友人」(3位:89.5%)が 「配偶者・パートナー」(4位:89.4%)に並ぶ高い数値に。
  特に女性は「年齢問わない友人」(91.3%)が「配偶者・パートナー(夫)」(85.3%)を大きく上回る。
 
・ 6割以上の40~60代がクロスジェネレーションの価値観に共感。
  新しい大人世代の人付き合いは「血縁」から「仲間縁」へ。
 
2012年4月16日
 
 40~60代の意識が従来の常識から大きく変わり、いまや「絶滅!?する中高年」とでも言うべき状況が現れています。 「博報堂 エルダーナレッジ開発 新しい大人文化研究所」では、人生を前向きにとらえ、若々しくありたいとする新たな40~60代を総称して「新しい大人世代」と名づけ、彼らの志向や生活を探る様々な調査を実施しています。このたび、全国の40~60代の男女3708名に向けた調査から、40~60代のコミュニケーションに関する調査の分析結果をまとめましたので、ご報告いたします。
 
 分析結果からは、新しい大人世代の人間関係に新たな変化が起きつつあることが明らかになりました。
自分とは異なる世代と積極的に関わりを持とうとする「異世代交流欲求」の増加です。
 
 「今後、コミュニケーションを増やしたい相手」に対する40~60代の回答は、1位:孫、2位:子供に続き、3位が「年齢を問わず価値観を共有できる友人」(89.5%)となりました。これは4位の「配偶者・パートナー」(89.4%)を僅かに上回る高い数値です。この傾向は特に女性に顕著で、40~60代女性の回答では、「年齢を問わず価値観を共有できる友人」(3位:91.3%)が「配偶者・パートナー(夫)」(8位:85.3%)を大きく上回る数値となっています。自分たちよりも若い世代とも積極的に関わりを持とうとする、新しい大人のコミュニケーション像が浮かび上がります。
 
 また、40~60代男女が共感できる価値観として、「世代や年代にくくられることなく、世代を超えて共通の価値観を共有できる」(62.1%)が「夫婦・家族という最小単位の絆や繋がりが尊重される」(44.1%)を大きく上回りました。このことからも、従来の「血縁」から趣味や価値観を共有する「仲間縁」へと新しい大人たちの人付き合いが変化してきていることが分かります。
 
 一方、40~60代は大きな消費の担い手でもあります。商品・サービス購入におけるコミュニケーション状況を分析したところ、商品やサービスを購入する際に相談する相手としては、1位:配偶者(66.0%)に次いで、2位:子供(51.3%)が上位となり、40~60代は買い物シーンにおいても、配偶者のみならず、異世代である子供たちの影響を強く受けていることが明らかになりました。
詳細については添付のPDFファイルをご覧ください。