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博報堂 マーケティングスクール
マーケティングの基礎から、高度な戦略構想力まで。生活者発想の博報堂がご提供する有料研修プログラム。

アセアン・マーケティング最前線 ~アセアンのミレニアル世代を攻略する~

【対象者】社会の変化や新しい市場に関心がある方。グローバル・マーケティングに関心がある方。

開催日:
2017年10月11日(水) 15:30~17:30
先着:
80名
受付終了
申込受付終了しました

course outline

アセアンは変化の著しい市場です。
市場トレンドが日々変化し、以前のマーケティングの常識が通用しないケースも多くみられます。
アセアン・マーケティングにおいては、市場トレンドの継続的なアップデートが重要です。

とりわけ現在、ミレニアル世代と呼ばれる、1980~90年代生まれの人たちが世界的にマーケティング業界の注目を集めています。
新しい価値観や卓越したデジタル対応力など、上の世代との違いが大きく、従来のマーケティングが通用しにくい世代といわれています。
なかでも若者世代人口が多いアセアンでは、ミレニアル世代が存在感を示しています。
一方で、この幅広い世代をひとくくりに定義するのは難しいため、1980~90年代生まれに分けて調査を行い分析したところ、生き方・働き方からデジタルライフ、そして買い物行動などに世代間ギャップが存在することが明らかになりました。

この講座では、タイに駐在し、日々アセアン各国で生活者研究とマーケティング活動に従事している博報堂生活総研アセアンのスタッフが、生活者現場のリアリティに基づいた最新のアセアン市場の攻略法、特に新しいターゲットであるミレニアル世代にフォーカスをあててご紹介します。

また、今回はゲストにカルビー株式会社、海外事業本部の伊藤恭介氏をお招きします。
伊藤氏は前職時代にタイ駐在経験があり、現在までアセアンでの商品導入・マーケティングを最前線で実践してきています。
アセアンに広く展開する食品メーカーの観点から市場攻略のポイントを語っていただきます。

当日の流れ

  • 第1部 アセアン生活者の今を知り、ミレニアル世代を攻略する (帆刈吾郎・宮部裕介)
    ・知られざる現在のアセアン生活者意識
    ・アセアンのミレニアル世代はなぜ注目されるのか
    ・80年代生まれと90年代生まれには世代ギャップがあるのか
    ・世代に影響を与えている歴史背景を理解する
    ・70年代生まれ、80年代生まれ、90年代生まれそれぞれの働きかた・デジタル行動・買物行動の違い
    ・アセアンの各世代は一言でいえばどんな世代なのか
    ・世代インサイトを踏まえて企業は各世代にどうアプローチすべきか
  • 第2部 アセアン・マーケティング 実戦で成果をあげるために (伊藤恭介氏)
    ・目指す姿は中小企業のおやじさん
    ・最初に全体ストーリーを描いてみよう
    ・誰より早く80点に到達する
    ・あなたの潜在顧客は何人?
    ・ますます分かりにくくなる消費者インサイト 保守志向と革新志向
    ・ブランドロイヤルティ、ありますか?
    ・「やみつきゾーン」を設計する
    ・立ちはだかる流通の壁
    ・今後のアセアン消費者市場の展望 ~個の目覚めと市場細分化~
  • 質疑応答
開催日時 2017年10月11日(水) 15:30~17:30 (受付開始15:00)
申込締切 2017年10月5日(木)
会場 博報堂ラーニングスタジオ(東京都港区赤坂)地図
定員 先着80名
費用 3,000円(税別)

※競合企業の方、学生の方は、お申込の際に、ご連絡をさせていただく場合がございます。ご了承ください。

講師

帆刈 吾郎 (ほかり ごろう)

博報堂生活総合研究所アセアン 所長
博報堂アジア・パシフィック エグゼクティブ・リージョナル・ストラテジック・プランニング・ディレクター

1995年博報堂入社。マーケティング・プラナーとして得意先企業のマーケティング業務を担当。
2005年英国ロンドンの広告会社に出向。
2006年英国ロンドンのブランドコンサルティング会社出向した後、同年、博報堂に復職。
2013年博報堂アジアパシフィック(HAP)にエグゼクティブ・リージョナル・ストラテジック・プランニング・ディレクターとして赴任。
2014年 博報堂生活総合研究所アセアン所長。

宮部 裕介 (みやべ ゆうすけ)

博報堂生活総合研究所アセアン 主任研究員
博報堂アジア・パシフィック リージョナル・ストラテジック・プランニング・ディレクター

2004年博報堂入社。マーケティング・プラナーとして得意先企業のマーケティング業務、ブランド・商品開発プロジェクト、海外進出コンサルティングプロジェクトなどを担当。
2012年博報堂アジアパシフィック(HAP)にリージョナル・ストラテジック・プランニング・ディレクターとして赴任。
2014年より博報堂生活総合研究所主任研究員。

ゲスト講師

伊藤 恭介 氏(いとう きょうすけ)

カルビー株式会社 海外事業本部

1995年 東京銀行(現、三菱東京UFJ銀行)入社。
2000年 ウィル・シード入社。教育系ベンチャー企業で研修プログラムの開発、新規顧客開拓を担当。
2002年 味の素入社。国内CVS向け開発営業を担当した後、海外の戦略策定、商品開発、クロスボーダーM&Aを担当。
2010~2013年にタイの飲料事業マーケティング責任者としてバンコクに駐在。
2015年 カルビー入社。アセアン地区の市場開拓、マーケティングプラン策定、現地法人立上げを担当。

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