ホーム>Executive Marketing Forum 「動かす言葉」第1回~「言葉」で価値を共有する。言葉で「市場」を作り出す。~

博報堂 マーケティングスクール
マーケティングの基礎から、高度な戦略構想力まで。生活者発想の博報堂がご提供する有料研修プログラム。

Executive Marketing Forum
「動かす言葉」第1回

~「言葉」で価値を共有する。言葉で「市場」を作り出す。~

【対象者】経営層、マーケティング、経営企画、商品企画、営業企画、広報宣伝部門の管理職の方々

開催日時:第1回
2017年2月15日(水) 14:30~17:00
定員:
60名
受付終了
申込受付終了しました

course outline

今や、デジタル化によってあらゆるモノがつながる時代となり、産業構造の地殻変動が見えないところで生じつつあります。企業を牽引するリーダーの皆様は、この変化に適応して生き残るための戦略と取り組みを考える上で、本来自社がもっている(自分たちも気づいていない)「本質的価値」を見出し、移り変わる世の中との関係性を見直し、創造し続けることが、必要になっています。

今起きている変化を紐解くと、日本企業が得意とする従来の価値提供や競争軸である「モノの製造・販売」から「コト(経験価値)」に代表される、「新たな顧客価値の提供」へと移行しているのではないでしょうか。この変化を注視すると、これからの企業には「モノという形ある目にみえる商品」から「目に見えないサービスや価値の提供」ができるかどうか、まさに新たな『思考』と新たな『伝え方』を駆使し、自社の価値提供のあり方を考えるマーケティング力とイノベーション力が、必要かつ急務になったといっても過言ではありません。また、この変化に対応していくため、自社内におけるリーダーの発信や伝達、まさにそのエッセンスとなる『言葉』が、変革への重要なファクターになります。

本フォーラムでは、『リーダーシップ』×『伝える(言葉)』をテーマに、次代に備え、社内・市場へ向けた自社の価値の捉え方と、新たなマーケティング思考方法を紐解きつつ、その価値を伝える『言葉』のチカラを、実際のビジネスへ活かしイノベーションへとつなげるためのヒントを検証します。第一回目となる今回は、クルーズトレイン『ななつ星in九州』の企画から運行までの陣頭指揮を取られた九州旅客鉄道の唐池 恒二 様をゲストにお招きし、そのご経験を踏まえた「伝えること」がトップマネジメントの役割として重要であるとのお話しから、その背景にある『思考』『言葉』の持つ意味・効果が、どのようにこれからの時代のビジネスに作用してくるのか?対談と補足セッションを交え、多くの発見とヒントを見出す機会にできればと思っています。まさに、このフォーラムでしか味わうことができないエッセンスを、参加者の皆様とともに共有していく、そんな場となれば幸いです。

【当日の流れ】

  • オープニング リマークス
    宗形 英作 博報堂 顧問/エグゼクティブクリエイティブディレクター
  • ゲスト講演
    『ななつ星in九州』を成功に導いたカリスマ経営者が語る、リーダーの心得【夢みる力が「気」を作る】

    唐池 恒二氏
  • セッション1(講演)Where the idea comes from?
    佐藤 夏生
  • セッション2(対談)
    唐池 恒二氏、佐藤 夏生、岩嵜 博論

プログラム詳細(PDF:1.12MB)

共催
株式会社 博報堂
株式会社ビジネス・フォーラム事務局

【開催日時】 2017年2月15日(水) 14:30~17:00 (受付開始 14:00)
【会場】 博報堂ラーニングスタジオ(東京都港区赤坂)
【定員】 60名
【費用】 価格:27,000円(税込)

登壇者※登壇者の肩書は、開催時のもので、現在の情報と異なる場合があります。

唐池 恒二 (からいけ こうじ)

九州旅客鉄道株式会社 代表取締役会長
1953年4月2日大阪府生まれ。1977年京都大学法学部を卒業後、日本国有鉄道に入社。1987年国鉄分割民営化に伴い、九州旅客鉄道(JR九州)に入社。「ゆふいんの森」や「あそBOY」等のD&S(デザイン&ストーリー)列車の運行をはじめ、博多~韓国・釜山間の高速船「ビートル」の就航に尽力。その後、毎年大幅な赤字を計上していた外食事業を黒字化し、子会社化したJR九州フードサービスの社長に就任。2002年には、炭焼創菜(そうさい)料理店、「赤坂うまや」の東京進出を果たす。2009年6月JR九州の社長に就任後、2011年に九州新幹線全線開業、国内最大級の商業駅ビル「JR博多シティ」開業と、2大プロジェクトも成し遂げた。九州を基盤に魅力あるまちづくりを目指す中で、外食事業の海外進出や農業などの新たな事業分野へも果敢に挑んできた。2013年10月に運行を開始したクルーズトレイン「ななつ星in九州」は、その企画から運行まで自ら陣頭指揮を執った。2014年6月、JR九州会長に就任。

佐藤 夏生 (さとう なつお)

株式会社HAKUHODO THE DAY Executive Creative Director/CEO
1996年博報堂入社、クリエイティブディレクターを経て、2013年ブランディングスタジオHAKUHODO THE DAYを立ち上げた。メルセデスベンツ、ブリヂストン、アディダス、ナイキ等のグローバルブランドから、カゴメ、ZOZOTOWN等の国内ブランドの実績多数。CIからプロダクト、店舗、空間、広告キャンペーンまで、幅広いソリューションを生み出し続ける。国内外で数々の賞を受賞。2015年から渋谷区のクリエイティブアドバイザーも務める。

岩嵜 博論 (いわさき ひろのり)

博報堂イノベーションデザイン ディレクター
ブランド・イノベーションデザイン局 イノベーションデザイン部 部長
博報堂において国内外のマーケティング戦略立案やブランドプロジェクトに携わった後、近年は生活者起点のイノベーションプロジェクトをリードしている。専門は、新製品・サービス開発、新規事業開発、UX戦略、ブランド戦略、マーケティング戦略、エスノグラフィ調査、プロセスファシリテーション。著書に『機会発見――生活者起点で市場をつくる』など。

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