未来を発明する会社へ。 Inventing the future with sei-katsu-sha

強固なものこそ、疑う。

発明とは、常識を打ち破って行く行為。ならば、いま真ん中にいるもの、支配的な通念こそ疑うべきです。たとえば、「消費者」という概念そのものを疑ってみる。ある人は平日の夜、PCと大判プリンタでコミュニティ・マガジンを制作し、週末はパーソナル耕運機を持って市民農園に向かい、自宅のキッチンをベーカリー(パン菓子工房)仕様に改装することを計画しています。この人の姿は「消費者」でしょうか? この人が求めているのは耐久生産財です。《生産する生活》という大きな未来のために、我々が立てるべき問いはたくさんあります。