■「サッカー」はアジア14都市中10都市で“好きなスポーツ”の第1位。
インドでは「クリケット」が断トツ人気。
■“普段やっているスポーツ”では「ウォーキング/散歩」「ジョギング」が上位に。
「バドミントン」「サイクリング」「水泳」を楽しむ人も多い。
■好きなスポーツの大会を協賛・支援している企業は「イメージが良くなる」。

 GlobalHABIT

博報堂では、グローバル市場でのマーケティング戦略に活用するためのオリジナル生活者調査『Global HABIT(グローバルハビット)』を2000年より毎年、アジアと欧米の主要34都市で中・上位収入層を対象に実施しています。今年は、最新(2011年実施)のGlobal HABIT調査のデータをもとに様々な角度から分析を行い、グローバル市場での可能性に繋がるヒントを全10回シリーズでご紹介しています。

第3回レポートでは、アジア各都市の生活者の好きなスポーツ、普段やっているスポーツなどについて分析した結果をご報告いたします。

 

1.アジア14都市中10都市で、「サッカー」は好きなスポーツのトップの座を占める

アジアでは「サッカー」の人気が非常に高く、14都市中10都市で観たりするのが好きなスポーツの第1位。また、各都市におけるトップ5を見てみると14都市中13都市でランクインしている。
サッカー以外では、半数以上の都市で、「バドミントン」、「水泳」、「バスケットボール」、「テニス」がトップ5に入っている。
「クリケット」はインド2都市で圧倒的な人気があり、「卓球」は中国3都市でトップ5に入り、「野球」は台北で1位、ソウルで2位となるなど、都市による好きなスポーツの違いが見られる。

2.普段やっているスポーツは「ウォーキング/散歩」「ジョギング」といった手軽に出来るもの

普段やっているスポーツは、「ウォーキング/散歩」が14都市中12都市でトップ5に入り、うち6都市で1位。また「ジョギング」も12都市でトップ5に入っている。特に、「ウォーキング/散歩」は2006年と比較すると、上位にあがる都市の拡大(面の拡大)、実施している人の割合の増加(層の厚みの拡大)の両面からアジア各都市への浸透が見てとれる。
また、「バドミントン」もアジアでは人気があり、11都市でトップ5入りし、広州では1位となっている。好きなスポーツでも10都市でトップ5に入っていることから、「バドミントン」は自分でやる、観る両面で人気のスポーツといえるようだ。
その他、「サイクリング」「水泳」も普段やっているスポーツとして、アジア各都市で人気が高い。

3.生活者の「スポーツ参加率」が高い都市では、性・年代による差が少ない

普段スポーツに取組んでいる人の割合が50%を超えているのは、広州、北京、ソウル、ホーチミンシティ、台北、上海の6都市。中でも、広州、北京、ホーチミンシティ、上海では、いずれの性・年代でもスポーツ参加率が高いのが特徴である。
スポーツ参加率が50%を下回る都市では、女性や40代、50代の割合が総じて低い結果となっている。スポーツ人口の底上げには、女性や40代、50代といった層を取り込むことが重要といえそうだ。

4.好きなスポーツの大会を協賛・支援している企業には好印象

手軽に出来るスポーツが浸透するなど、アジア生活者が色々なスポーツに親しみを持つようになっていると考えられる。その結果として、自分の好きなスポーツの大会を協賛・支援している企業に対しては、14都市全てで半数以上の生活者が、その企業のイメージが良くなる、活発さを感じる、地域や社会に貢献していると感じるといった良い印象を持っている。アジア生活者と企業の距離を近づける有効なコンテンツとして、スポーツの活用を広げていくべきではないだろうか。

 ◆レポートの詳細は下記URLからご覧いただけます。(全7ページ)
【Global HABITレポート Vol.3】アジア14都市の人気スポーツ

(2012年7月25日)

 

「Global HABIT」シリーズ バックナンバー

<2012年最新シリーズ>
【Vol.2】東アジア6都市生活者の日本旅行に対する意識:2012/2/23
【Vol.1】アジア14都市における日本製品イメージ・評価:2012/2/10

<過去のレポート(2011年以前)>
「BRICs生活者のお金をかける意識」:2011/9/30
「アジア10都市における日・韓・欧米コンテンツ受容性比較」:2011/7/5
「世界18都市における日・韓製品イメージ比較調査」:2011/2/3