このページでは、2016年1月20日(水)に行われた博報堂マーケティングスクールの講義の模様をお届けします。

マーケティングにデザイン思考、と聞いて何を想像しますか?

それは、商品デザインのことではありません。
「生活者を見立てる、そして、新市場を構築する」ための新しい思考方法です。

本講座では、まったく新しい発想を普段から行う訓練をしているデザイナーやクリエイターの発想方法を取り入れ、これまでのロジカルシンキングだけではなかなか実現できなかった、イノベーティブなアイデア発想体質の基本を身につけることを目指しています。

近年「デザイン思考」や「デザインシンキング」として知られるようになってきましたが、デザインシンキングは様々な要素のうち、その中でも特に大切で、すぐに日常のビジネスで活用できる、「観察・発見力」「結合力」「物語力」の三つをトレーニングをしました。

トレーニング①
街中をフィールドワークして観察・発見する

トレーニング②
発見したものを結合しアイデア創出する

トレーニング③
アイデアを生活者の物語として語るためのシナリオ作り、という流れで進め、ワークショップ形式で、五感から体験・習得する

デザイン・シンキングはプロセスであると共に、思考のクセ/態度/モチベーションであることが重要になります。

生活者発想のエッセンスを取り入れた博報堂ならではのデザイン・シンキング、クリエイティブ・シンキングによる価値創造の方法論や思考のクセを変化させることの大切さを体感していただきました。

【受講者の声】
・1日という短い時間の中で、デザインシンキングの肝をしっかりと教えてもらい、ワークショップの思考プロセスも理解がしやすかった。
・アイデアを結合させるというのは初めての経験で、非常に衝撃を受けた。
・今までに参加したデザイン思考セミナーよりも、実用的でわかりやすかった。
・具体的な説明が多く、内容を十分理解できた。実務でも同じ作業を取り入れることができそう。
・横文字が少ない座学でとてもわかりやすく、ワークショップが大変役にたったが、もっと時間をかけてじっくり学んでみたい。

【当日の流れ】
1.【フィールドワーク】 観察力・発見力 「カラーバス」セッション
    街中のフィールドワークを通じて「変化の芽」を発見する
2.【セッション】 結合力 「コネクティング・ドッツ」セッション
    異なる変化の芽を結合させることで、アイデアを生み出す
3.【セッション】 物語力「ストーリーボード」セッション
    アイデアを生活者中心の物語として語るための
    シナリオ/ストーリーボードを作成する

講師プロフィール

※掲載時プロフィールです。

岩嵜 博論 (いわさき ひろのり)

博報堂 ブランド・イノベーションデザイン局 ストラテジックプラニングディレクター

博報堂において国内外のマーケティング戦略立案やブランドプロジェクトに携わった後、近年は生活者発想によるビジネス機会創造プロジェクトをリードしている。
専門は、エスノグラフィックリサーチ、新製品・サービス開発、ビジネスデザイン、ユーザー中心イノベーション、プロセスファシリテーション。
慶應義塾大学大学院修士課程、イリノイ工科大学Institute of Design修士課程修了。

コラム: ユーザー中心イノベーションやデザイン・シンキングによってビジネス機会を発見
著書:『アイデアキャンプ―創造する時代の働き方』(NTT出版)、『FABに何が可能か 「つくりながら生きる」21世紀の野生の思考』(フィルムアート社)(共著)。


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