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第一回「アセアン生活定点」調査結果速報 アセアン6カ国6都市 計5,400名に約1,000項目の調査を実施

2014.07.02
#ASEAN#グローバル#生活総研

「博報堂生活総研」×「博報堂生活総研アセアン」初のグローバル共同調査

博報堂生活総合研究所と博報堂生活総研アセアン(※)は、アセアン6カ国【シンガポール、マレーシア、タイ、インドネシア、フィリピン、ベトナム】の生活者の意識と行動を幅広く観察することを目的に、初の共同調査「アセアン生活定点」調査を実施いたしました。当調査は日本で1992年より実施している「生活定点」調査の質問項目をベースに、6カ国それぞれ900名(訪問面接法)に、衣、食、住、健康、遊び、学び、働き、家族、恋愛・結婚、交際、贈答、消費、情報、メディアなど生活のあらゆる領域から約1,000項目に及ぶ質問を投げかけ、各国の生活者の共通点や相違点、根源的な意識のベクトルを読み解きます。

⇒レポートの詳細はこちらから(PDF)

◆アセアン生活定点調査の主な特徴 特徴1:日本の「生活定点」調査を踏襲した分析モデル
日本の「生活定点」調査の項目を中心に、合計1,003項目の調査を実施(日本と共通の質問:665項目、アセアン独自の質問:338項目)。日本とアセアンの共通点と違いを明らかにしながら、アセアン独自の生活様式や価値観についても分析しています。

特徴2:マーケティング調査よりも広範な層を取り込んだ「生活者調査」
グローバル調査は通常、マーケティング活動の主な対象とされるSEC(Social Economic Class社会階層分類)のA層~C層への調査が中心になることが多いですが、当調査は対象各国の実態をよりリアルに把握することを目的に、A層~D層までを対象にし、訪問面接法で900名×6カ国の大規模調査を実施しています。

特徴3: 隔年で定点観測を実施予定
今後、「アセアン生活定点」調査は日本の「生活定点」調査同様、隔年で調査・分析を実施、時系列データとしてアセアン各国の意識の変遷、潮流を定点観測してまいります。

今回は調査結果及びレポートの正式発表に先立ち、「日本とアセアン6カ国(平均)の差が大きい調査結果」を速報としてご報告いたします。完成版レポートは9月以降に発表予定です。

(※) 博報堂、タイに「博報堂生活総合研究所アセアン」を設立(2014年3月3日ニュースリリース)
http://www.hakuhodo.co.jp/archives/newsrelease/16165

◆『アセアン生活定点』調査設計


  衣食住・家族・交際・余暇・学び・働き・消費・情報・社会意識など生活360°<約1,000項目>の全方位洞察
 *アセアン生活者の行動・意識を各国間や日本との比較により浮き彫りにする
 *20年以上にわたる日本の「生活定点」をベースとした1,003項目を聴取
   (日本・アセアン共通質問665項目/アセアン独自質問338項目)
 *シンガポール、クアラルンプール、バンコク、ジャカルタ、マニラ、ホーチミンシティ
 *計5,400名(各都市15歳~59歳男女 900人)
 *性年齢5歳刻みとSEC(A~D)で人口構成比割付
 *訪問面接法
 *2013年12月9日(月)~2014年1月12日(日)を第1回とし、今後は奇数年に実施し時系列追跡を行う
   (日本は偶数年に調査)

レポートの詳細はこちらから(PDF)

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