2016.3
SNS上の「いいね!」モンスター(※)に代表されるように、フォトジェニックなものを求める傾向の一つ。
見せる側は、なるべく華やかに、綺麗に、楽しそうに見せ、たくさんの投稿の中でも目立たせたいという欲求から、見る側も膨大な情報の中、パッと見てもよさそうな感じが伝わりやすく「いいね」を押しやすい、鮮やかで「カラフル」なものが好まれる傾向がある。
それが、生活雑貨から、ファッション、カルチャー、食べ物まで全てにおいて、重要な要素になってきている。結果、カラフルなものが、売れる、流行るのが今の時代気分。ただ単に女性だから「ピンク」やぼやけた「パステルカラー」ではイマイチ効果が期待できない。
エコから派生したアース/ヌードカラーへの飽きや、不況を乗り越えて日本経済が上向いていることが背景にあるのかもしれない。
※いいねモンスター=SNS上で「いいね」を求めるあまり、いいねをもらうための写真を撮ったり、いいねがもらいやすい行動をする人のことを、キャリジョ研で命名。