6月1日から6月3日、総務省 移住・交流情報ガーデンにて行われた第1回つくば市移住フェア「かよえる かえる つくば」。博報堂ブランドデザイン副代表 スマート×都市デザイン研究所所長の深谷信介(ふかや・しんすけ)が本フェア内セミナーに登壇した。

 本イベントは、つくば市における住まい、生活、医療・福祉や子育て・教育環境等に関する情報を、移住を検討されている方々に対して具体的に提供するもの。期間中は、現役大学生(筑波大学)による市のPRイベント、セミナー、つくばの物産展示販売、アンケート抽選会等が行われた。

 深谷は、6月2日に“移住定住に関するあらたな視点と取組”というテーマでセミナーに登壇。博報堂が実施した移住・定住希望者タイプ分類調査結果や、自身が携わった茨城県桜川市・島根県江津市の活動事例を紹介しながら、移住定住を増やすためには「まちが社会にとって有意義な魅力ある個性=らしさ」を持つ必要があることを述べた。

 セミナーには、自治体関係者や企業関係者等、約60人が参加。参加者からは、「地方創生の専門家の話が聞け、大いに参考になった」「全国の事例が興味深かった」「移住者のタイプ別分析など、マーケティング視点での話が面白かった」という声が聞かれ、また、本セミナーを目的に来場した方も多かったという。

 登壇した深谷は、「リアルに移住・定住を検討している方が多く、平日夕方にも関わらず多数の方々が参加してくださり関心の高さが伺えた。セミナー後の質疑でもかなり具体的で突っ込んだ質問が多く、住民の方も、行政も、他の方々も真剣に移住定住と向き合っていると感じた」とコメント。また、「ライフステージ全体で、移住定住を考えることが大切。あらゆる側面から、つくば市は非常にポテンシャルの高いエリアだと感じた」とも語った。

 主催したつくば市のご担当者は、「専門家のセミナーはとても好評だった。都内で、オールつくばで市をPRする良い機会となったと考えている。参加者だけでなく、主催者側(つくば市職員や市内事業者)もつくば市を客観的に知るいい機会だった」と語っている。

【プロフィール】

深谷 信介(ふかや・しんすけ)
博報堂ブランドデザイン副代表 スマート×都市デザイン研究所 所長

事業戦略・新商品開発・コミュニケーション戦略等のマーケティング・コンサルティング・クリエイティブ業務やソーシャルテーマ型ビジネス開発に携わり、 近年都市やまちのブランディング・イノベーションに関しても研究・実践を行う。主な公的活動に環境省/環境対応車普及方策検討会委員 総務省/地域人材ネット外部専門家メンバー、富山県富山市政策参与などのほか、茨城県桜川市・つくばみらい市・鳥取県日野町など内閣府/地方創生人材支援制度による派遣業務も請け負う。