2014年10月23日

株式会社博報堂のソーシャルデザイン専門組織 hakuhodo i+dは、慶應義塾大学システムデザイン・マネジメント研究科(前野隆司研究科委員長/教授)らと共同で、地域の幸福度を測定するオリジナル調査「地域しあわせ風土調査」を、全国15,000人を対象に実施し、その調査結果を報告するリサーチレポート「ローカル・ハッピネス」第3号を発行いたしました。

●幸福度と相関性が高い、地域活動の機会や支援制度

第3号のテーマは「しあわせな地域には何があるのか」。地域生活を左右する40のエレメント(環境、インフラ、サービス、生活条件等)と地域の幸福度の相関を分析したところ、最も幸福度と相関性が高い項目は地域活動の機会、支援制度であることが明らかになりました。

第2号で友人の数、所属団体の数と幸福度に関係が深いことが明らかになったように、他者と交流しともに活動する機会が豊かな地域であればあるほど、住民の幸福度が高いようです。また、2位に景観・まちなみ3位に地域の知名度4位に国際性があがるなど、地域のブランド力、情報発信力が高いことも地域の幸福度と関連が高いという結果となりました。

一方、「雇用や働き口」は40項目中31位であり、都道府県別のしあわせ風土スコアと給与額は負の相関関係にあるように、人のしあわせと金銭的な豊かさには関係性があまりみられませんでした。

『地域しあわせラボ』では、今後人口減少が急激に進む日本、地域における住民のしあわせの本質と構造を調査・研究し、今回の「地域しあわせ風土調査」をベースに、全国の自治体向けに、住民の幸福度を最大化しするために必要なまちづくりや地域ビジョン・総合計画づくりを支援する調査・研究・コンサルティングサービスを提供してまいります。

また、リサーチレポート「ローカル・ハッピネス」は月1回のペースで今後も発表してまいります。

 

地域しあわせラボの詳細とレポートは http://issueplusdesign.jp/project/local-happiness/

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