2011年05月24日
株式会社博報堂DYホールディングスのグループ横断型組織「博報堂DYグループ・スマートデバイス・ビジネスセンター」では、iPhone3G/3GSユーザーから最近発売されたandroid端末ユーザーまでを含めた10~60代男女スマートフォンユーザーの実態を把握する調査を実施いたしました。
ユーザーを「最初に購入したスマートフォン」をもとに3つのグループ=世代に分類し、世代間の比較を行ったところ、世代によってスマートフォンの購入理由や使い方、生活・消費意識などの特徴的な違いが明らかになりました。
◆第一世代(iPhone3G/3GSを最初に購入)
・構成比40.8% ・スマートフォンは「最先端デジタルアイテム」
第一世代はスマートフォンを従来型携帯とは全く別物のデバイスとして購入し、アプリや音楽再生、スケジュール管理をはじめとする“スマートフォンならでは”の機能を幅広く活用していることが分かりました。
◆第二世代(iPhone4を最初に購入)
・構成比31.2% ・スマートフォンは「最新トレンドファッション」
第二世代も第一世代同様、スマートフォンを従来型携帯とは全く別物として購入し、ネットやSNSを利用するほか写真撮影・閲覧などにも活用しています。この層はファッションへの関心の高さや生活エンジョイ志向も特徴的です。
◆第三世代(android端末を最初に購入)
・構成比28.0% ・スマートフォンは「進化した従来型携帯」
第三世代は従来型携帯の機能を重視してスマートフォンを購入し、実際の使い方も通話やメールなどの“従来型携帯でもできること”が中心となっていることが分かりました。
また、震災後に実施した首都圏での追加調査では、震災をきっかけに利用頻度が上がった機能にも、世代間で違いがあることが分かりました。
結果の詳細、調査概要は添付のPDFをご覧下さい。