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博報堂生活者アカデミー、経営者と管理職の変革意識を読む「ビジネスリーダー調査2018」を発表

2018.08.02
#リサーチ

理想の職場環境を表すことわざ・慣用句 第1位『切磋琢磨』
今後も重要になるキーワード 第1位『生産性』、第2位『発想』、第3位『イノベーション』

株式会社博報堂(本社:東京都港区、代表取締役社長:水島正幸)の創造性の向上に特化した社会人教育機関「博報堂生活者アカデミー(主宰:嶋本達嗣)」は、企業幹部1,300名(経営者と管理職層)を対象として、これからの時代をつくるビジネスリーダーたちが抱く変革への意思を浮き彫りにすべく、「ビジネスリーダー調査2018」を実施しました。

第四次産業革命、Society5.0、オープンイノベーション・・・あふれる社会課題と急速なテクノロジー進化により、多くの企業が“生業の再定義”を求められています。こうした時代の転換点に、企業や団体のリーダーたちはどのような問題意識を持ち、どの方向へ舵を取ろうとしているのか?本調査では、企業や団体の経営者と管理職層1,300人を対象に、時代潮流への意識、職場観、仕事観、能力観について、約170項目にわたる設問を投げかけ、ビジネスリーダーたちの現状認識と将来展望を問いました。調査結果から見えてきた、発見点を以下にご紹介いたします。

<調査結果のポイント>

[職場環境に対する意識]経営者と管理職ともに、理想とする職場は、『切磋琢磨』する環境が第1位

【現状】の職場環境にあてはまる、ことわざ・慣用句

[経営者]1位「好きこそものの上手なれ」(62.3%)と 「ローマは一日にして成らず」(62.3%)
[管理職]1位「和を以て貴しとなす」(53.0%)、2位「石橋を叩いて渡る」(52.7%)
◆経営者は現在の自社を、好きを仕事にでき、じっくりと時間をかけることができる職場環境であると捉え、管理職は現在の自社を、和を大事にするものの保守的な職場環境だと捉えています

【理想】の職場環境にあてはまる、ことわざ・慣用句

[経営者]1位「切磋琢磨」(89.3%)、2位「ローマは一日にして成らず」(89.0%)
[管理職]1位「切磋琢磨」(86.9%)、2位「ローマは一日にして成らず」(85.8%)
◆経営者と管理職ともに、中長期的な目線を持ちながら、同僚同士互いを高め合う職場環境を理想としています

[今後重要になる仕事や働き方にまつわるキーワード]1位『生産性』、2位『発想』、3位『イノベーション』

自分の会社・団体にとって今後(も)重要になる用語

[経営者]1位「生産性」(89.0%)、2位「発想」(88.7%)、3位「イノベーション」(85.0%)
[管理職]1位「生産性」(85.0%)、2位「発想」(84.5%)、3位「イノベーション」(82.8%)
◆経営者と管理職ともに、自分の会社・団体にとって今後(も)重要になる用語の第1位「生産性」、第2位「発想」、第3位「イノベーション」という結果になりました

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