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博報堂生活総研[生活インデックスレポート・消費動向編・12月](消費意欲指数)

2015.12.01
#消費#生活総研

●12月の消費動向[消費意欲指数= 55.4点] 

生活インデックスとは、生活総研が生活者の意識変化を読み解くために、【消費動向】【生活感情】【生活価値観】の3つの領域から開発したオリジナルの指数です。
今回の生活インデックスレポートでは【12月の消費動向】(消費意欲)に関する分析結果についてご報告いたします。

12月の消費意欲指数は55.4点となり、前月比は+5.9ポイントと大幅に上昇、今年の最高値を更新しました。前年同月比も-1.3ポイントと大差ないレベル。

Point1    年末行事で緩む節約意識。
      「金銭的余裕」も高まり、具体的な消費を生む気配

12月の消費意欲指数は55.4点で、今年の最高値を記録。クリスマスや年末年始の準備、忘年会といった年末行事が消費意欲を引き上げています。
さらに、消費意欲指数の理由(自由回答)では、明るい気配も見えてきます。ボーナスなどで「金銭的余裕がある」 (14年94件→15年115件)や、「出費の予定がある」(14年91件→15年110件)と答えた人が増加。一方で、「金銭的理由で節約する」と回答した人は、前年同月より減っています(14年291件→15年237件)。
経済的な期待感と、ここ最近の節約疲れが重なり、年末に向けて財布の紐が緩む意識がうかがえます。そのため、消費意欲指数は前年と同水準ですが、今年の方がより具体的な消費につながる可能性があります。

Point2     1年の最後に、ご褒美で自分をねぎらう「おつかれさま消費」も増加傾向

消費意欲が高い人の理由を前年と比べると、「クリスマス、お歳暮などの贈り物」が減る(14年44件→15年35件)一方で、「買い物していなかった反動・自分へのご褒美」という人が増えています(14年12月17件→15年12月27件)。
消費を抑えようとする意識が働き続けた1年間。そんな年の締めくくりに「おつかれさま」と自分をねぎらい、自分の欲しいモノやサービスにお金を使おうとする消費意識がうかがえます。

 ■質問文

[消費意欲指数]

消費意欲(モノを買いたい、サービスを利用したいという欲求)が最高に高まった状態を100点とすると、あなたの来月(12月)の消費意欲は何点くらいですか。
その理由をお答えください。

[特に買いたいモノ・利用したいサービス]
あなたが来月(12月)、特に買いたいモノ・利用したいサービスはありますか。特に買いたいモノ・利用したいサービスとは何ですか。

※性年代別・地域別の時系列グラフや「買いたいモノ・利用したいサービス」の有無、生活者の声を添付のPDFで詳しく紹介しています。

  博報堂生活総研[生活インデックスレポート・消費動向編・12月](消費意欲指数)

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