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アイデアを社会資源にしていく運動体 「生活者発想人倶楽部」一般公開

2014.05.22
#共創#生活総研

異業種のプロフェッショナルが職種や立場を超えてアイデア・シーズを提供

2014年5月22日

株式会社博報堂(本社:東京都港区、社長:戸田裕一)のシンクタンク「博報堂生活総合研究所」(所長:嶋本達嗣)は、未来の暮らしを生み出す新しい仕組みづくりを目的に、社内外のプロフェッショナルが“生活者発想”を起点に共創する同人プロジェクト「生活者発想人倶楽部」を発足しました。WEBサイトを本日より公開、この活動で生まれたアイデア・シーズ(発想の素)は、どなたでも自由にご活用いただけます。

【「生活者発想人倶楽部」WEBサイト】http://hasso-jin.jp/general/

「生活者発想人倶楽部」は、博報堂・博報堂DYグループが擁する様々な専門家だけでなく、NPO、行政・教育関係、職人さんなど、異業種で活躍する「生活の観察者」が集う同人プロジェクトです。倶楽部員は、仕事の課題や任務の立場から思考する垣根を超え、ひとりの生活者として日々感受することを起点に、未来の暮らしにつながるアイデア・シーズ(発想の素)を試案します。この活動で生まれた発想と共創のプロセスは、誰もが自由に活用できる社会資源として、同サイト上で公開します。掲載内容は、毎月5日に更新予定です。

同倶楽部は、新しい経済や社会の創出を目指す実験体です。デフレ下の経済では効率性がビジネスの基調でしたが、インフレ下の経済になると価値の創造性が重要となります。創造性を一層求められるこれからの環境には、すぐに収益化できることだけを追わない“アイデアの貯水池”が必要です。「生活者発想人倶楽部」はその役割を果たし、経済起点から生活起点へのアプローチ転換によって、豊かな未来を生みだすための社会資源となることを目指します。

「生活者発想コモンズ」の社会提供 ―

「生活者発想人倶楽部」では、倶楽部員の発想や共創のプロセスを「生活者発想コモンズ」とみなし、動画や画像を無償で提供しているクリエイティブコモンズのように、社会資源として公開します。同倶楽部が発信する内容について「自分の仕事や活動を打開するヒントやアイデア」と感じるものがあれば、倶楽部へ一報いただいた上で、自由に活用することができます

  活動マニフェスト 

ニュースリリースの詳しいご案内はこちらから(PDF)

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