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博報堂DYグループ・O2Oソリューションスタジオとバリューコマース、 広告主によるアフィリエイト型ネット広告の活用の幅を広げる 「O2Oマストバイ・アフィリエイト」を共同開発 ~報酬成果の対象を“リアル店舗での商品販売実績”までカバー~

2013.10.22
#デジタル

2013年10月22日
博報堂DYホールディングス

 株式会社博報堂DYホールディングス(本社:東京都港区、代表取締役社長:戸田裕一)の横断組織「博報堂DYグループ・O2Oソリューションスタジオ」とバリューコマース株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長執行役員最高経営責任者:飯塚洋一、以下バリューコマース)は、アフィリエイト型(成果報酬型)ネット広告※1の成果対象を、リアル店舗での商品販売実績にまで拡大し広告主による活用の幅を広げる新サービス「O2Oマストバイ・アフィリエイト」を共同開発し提供を開始します。

 従来、アフィリエイト型ネット広告の手数料は、EC(電子商取引)サイトにおける商品販売実績に応じた成果報酬が一般的でした。「O2Oマストバイ・アフィリエイト」では、株式会社博報堂とバリューコマースが共同で取得した国内特許(特許番号: 特許第5355198 号、発明の名称: 実店舗アフィリエイトシステムのコンピューティングの方法)を活用することで、リアル店舗におけるマストバイキャンペーン※2の応募実績に応じた成果報酬の仕組みを実現しました。
利用者はポイントサイト※3などに掲出されたアフィリエイト型ネット広告を経由して特設サイトに訪問。店頭でのマストバイキャンペーンの応募に関する事前登録を行います。その後、店頭で購入した商品パッケージに貼られているQRコードをカメラ機能付きの携帯電話で読み取り、携帯電話用の特設サイトでキャンペーンに応募します。商品パッケージに記載されたシリアルナンバーをPC用の特設サイト上で入力し応募することも可能です。利用者によるネット広告や特設サイトのアクセス履歴、事前登録情報、応募情報などを照合することで、広告主はアフィリエイト型ネット広告を掲出したサイトごとにキャンペーンの応募数を把握することができ、応募実績に応じて広告を掲出したサイトに対して成果報酬に基づく手数料を支払います。

 本サービスを利用することで、広告主はサイト単位で店頭でのマストバイキャンペーンの費用対効果を知ることができるため、飲料・食品・トイレタリー・雑貨など、リアル店舗で主に販売される商品を扱う広告主も、アフィリエイト型ネット広告を利用しやすくなります。店頭とECを横断的に活用したマストバイキャンペーンを実施することも可能です。また、物品やサービスだけでなく、ポイントや画像・動画・楽曲をはじめとするデジタルコンテンツなど幅広い景品を提供することができます。さらに、商品パッケージにQRコードやシリアルナンバーを印字するだけで、読取端末を店舗側に設置する必要がありません。生活者もキャンペーン応募ハ
ガキに必要事項を記入したり、購買証明として商品パッケージの一部を切り取って添付し送付するなど従来のマストバイキャンペーンに付随する手間を省けます。

 近年、通信デバイスの多様化を背景に、生活者の「ネット」における行動と「リアル」における購買行動を融合した新たなマーケティング手法、「O2O※4」が注目されており、本サービスはこのような動きに対応した取り組みです。今後も、博報堂DYグループとバリューコマースは共同で、オフラインとオンライン双方における行動履歴や購買履歴を組み合わせたO2Oビジネスを推進してまいります。

O2Oソリューションスタジオ特設ウェブサイト
http://o2o-solution.jp/

ニュースリリース(詳細はこちらから)

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