2013年10月3日
博報堂は、まだ食べられる食料がバリューチェーンの各段階においてロス・廃棄されている問題(=フードロス)の解決をテーマにした「フードロス・チャレンジ・プロジェクト」を2012年12月に発足[1]、これまで企業や行政、NPOなど多様なステークホルダーと共に調査・分析とアイデア創出を続けて参りました。そして、このたび10月13日(日)にさらに多くの方々とフードロスという問題について語り合い、新しい発想やつながりを生み出していくことを目的に、シンポジウムを開催いたします。
今回のシンポジウムは、「循環とつながり」や「資源の持続可能性」からフードロスを捉え直すことをテーマにしています。そこで、プロジェクト第一フェーズの活動報告だけでなく、フードロス問題に深い見識を持つ企業、行政、NPOなどからゲストスピーカーをお迎えした講演プログラムや、ブロック玩具を使って自分の問題意識を深掘りするワークショップなどを実施いたします。また、レセプションでは当プロジェクトからアイデアが生まれた、残り食材を有効活用する「サルパ!」[2]式のレセプションを予定しています。
生産から廃棄までの各段階が複雑かつ密接に影響しあっている「フードロス」は、一組織・一企業では解決できない問題です。マルチステークホルダーで取り組み、システム全体を理解することで、新しく生まれる解決策やイノベーションがあるはず、と私たちは考えています。今後も、当プロジェクトの趣旨に共感・賛同していただける多様なステークホルダーと共に、課題解決策を創出し続ける「共創型プロジェクト」として、活動を継続してまいります。
※当イベントへのご参加は、公式HPよりお申し込みいただけます。http://foodlosschallenge.com/
【開催概要】
タイトル:フードロス・チャレンジ・プロジェクト シンポジウム
FOODLOSS CHALLENGE PROJECT SYMPOSIUM
日時:2013年10月13日(日)
第一部 シンポジウム:12:00~14:30第二部 ワークショップ:14:45~16:45第三部 サルパ式レセプション:17:00〜19:00
場所: 東京大学教養学部21KOMCEE(理想の教育棟)主催/フードロス・チャレンジ・プロジェクト実行委員会(*)後援/農林水産省、消費者庁
[1]2012年12月10日 博報堂ニュースリリース 『博報堂、食料ロス・廃棄問題の解決を目指す共創型プロジェクト「フードロス・チャレンジ・プロジェクト」を発足、参加企業を募集開始』 http://www.hakuhodo.co.jp/archives/newsrelease/8248
[2]「サルパ!(サルベージ・パーティー)」とは家庭で余った食材を持ち寄っておこなうシェアパーティー。専門のシェフが集められた食材を即興で調理、無駄なく食材を使うための実践的なテクニックも教わることができる。
→当イベントに関する詳細資料はこちらから(PDF)