NEWS

博報堂とiichi(いいち)が日本の工芸技術を活用した商品開発プロジェクトを開始 ~第一弾として「カップ酒グラス」をガラス職人と制作~

2013.05.15
#ad+VENTURE

                                                                                                                                                                                                                                                                                   2013年5月15日

株式会社博報堂(東京都港区、代表取締役社長:戸田裕一)と、その子会社で日本の手仕事マーケットプレイス事業を運営するiichi株式会社(本社:神奈川県鎌倉市、代表取締役:飯沼健太郎、以下iichi)は、共同で日本の工芸技術を活用した商品開発を行う為のプロジェクトを立ち上げました。第一弾として、日本酒の「カップ酒グラス」を開発。5 月下旬より、酒造メーカーのサイトにて販売されます。

iichiは、日本の優れた手仕事を国内外に紹介・販売するウェブを軸としたサービスで、現在約5,000 人の作家が参加し、月に約20 万ユニークユーザーが訪問する人気マーケットとなっています。本プロジェクトは、博報堂が長年培った生活者視点をベースとした企画力、クリエイティブ力と、iichiに参加している工芸作家の高い技術力を活かし、商品開発を提案していくものです。第一弾として、博報堂のデザイナーによるカップのデザインをもとに、お二人の工芸作家、ガラス作家の吉田晶乃氏、江戸切子職人の澤口智樹氏によって、オリジナルの「カップ酒グラス」を制作い
たしました。
カップ酒が本来持つ、容器(パッケージ)と杯(グラス)を一体化させた機能的な設計はそのままに、カップ自体に様々な技巧を施し、視覚的に美しく、デザイン性の高いものに仕上げています。今まで中高年男性が手に取るイメージが強かったカップ酒ですが、今後は、クラフトや工芸品に関心の高い女性の利用者、外国人観光客の土産品、などへの購買層の拡大が期待されます。
また、今回、封入するお酒は、酒造メーカー「あさ開」(岩手県)と「七本鎗」(冨田酒造・滋賀県)の協力のもと、特別なお酒をご用意いただき、順次サイトにて販売される予定です。

博報堂は、今後も自社クリエイター人材と、工芸技術を持った作り手との協業を通じ、生活者視点の商品開発をさらに進化させ、同時に企業と工芸作家の懸け橋の役目も担ってまいります。

リリースの詳細はこちら

FACEBOOK
でシェア

X
でシェア