博報堂生活総合研究所・三矢正浩の連載「トレンド定点」第10回が、JBpressに掲載されましたのでお知らせします。

同居と一人暮らしはどっちが得? 生活者の損得意識

博報堂生活総研の「トレンド定点」(第10回)

人生の転換点における損得勘定。

私の在籍している博報堂生活総合研究所は、1981年の設立から現在に至るまで、「生活者発想」に基づいて生活者の行動や意識、価値観とその変化を見つめ、さまざまな研究活動を行っています。

前回に引き続き、世の中で生じている事象に対して、研究所に蓄積された研究成果やそれらに基づく独自の視点により考察を加えてまいります。読者の皆様にとって、発想や視野を広げるひとつのきっかけ・刺激となれば幸いです。

高齢男女で温度差・・・「一人暮らし」の損得

毎年のことですが、4月からの新生活に向けて慌ただしくなるこの季節。私のまわりでも、転勤や子どもの新入学に向けての準備などで、だいぶ忙しそうに過ごしている方をよく見かけます。新しく何かを始めたり、やめたり、変えたり・・・今までとは生活がガラッと一変するような大きな決断をして、新年度から一歩踏み出される方もいらっしゃることでしょう。

博報堂生活総合研究所では昨年(2017年)から、「お金の未来」をテーマとした研究を進めています。研究の一環として、生活上のさまざまな事柄について「○○は損と思うか? 得と思うか?」を生活者に二択で答えてもらう形で、損得意識についてもききました。

前回のコラムではブランド品の購入、中古品の購入という消費まわりの結果をお伝えしましたが、今回は、生活がいろいろと変化するこの季節に合わせて、住まいや働き方などにスポットを当て、調査結果を紹介したいと思います。