こんにちは。ヒット習慣メーカーズの栗田です。

みなさんは、GWの10連休いかがお過ごしでしたでしょか?ぼくは、お風呂が好きなので、会社の先輩とドライブで温泉に行ったり、都内のサウナに通ったりしていました。今回のコラムは、そんなGWに体験したちょっと新しいサウナについてご紹介したいと思います。

ということで、今回のテーマは、「サウナワーカー」です。
サウナワーカーとは、効率よく働くためにサウナで汗を流したり、そもそも働く場所をサウナにしてしまおうといった新習慣です。

今回、株式会社エム・データのTV番組の放送内容をテキスト化・データベース化した「TVメタデータ」を用いて、サウナに関する最近を調べてみました。すると、「朝サウナ」や「コワーキングサウナ」といったキーワードが上がってきましたので、一つずつ、事例をご紹介していきます。

まず、朝サウナについてですが、こちらは、朝から営業している銭湯へ行き、サウナに入ってから会社に出勤するという新習慣です。数年前から朝活が話題になっていましたが、その朝活の一つと言ってもいいかと思います。

Twitterで、朝サウナをソーシャルリスニングで確認してみても、朝サウナに関する投稿が多くみられ、さらには、「朝ウナ」と言葉を略して使っている人が散見されました。

投稿例:
「朝ウナをキメました。爽快爽快!!」
「朝ウナを終え、仕事へGo」
「最高の朝ウナ。すばらしき。」
「今日は朝ウナもかませたし、いい1日」
「微笑みの朝ウナ出社」 など。

次に、コワーキングサウナについてですが、こちらは、電源やWiFiを完備したコワーキングスペースや、ミーティングテーブルが用意されたサウナです。サウナ着のまま、設備を利用することが可能で、テーブルや壁も、まるでサウナのように木製のデザインで統一されています。コワーキングスペースは、数年前から話題になっていますが、そのコワーキングスペースも多様化してきているのだと思います。

その証拠に、Googleトレンドで「コワーキングスペース」の検索推移を調べてみると、今もなお、その検索数が上昇傾向にあることが伺えます。

出典:Googleトレンド

また、朝サウナ、コワーキングサウナ以外にも、「企業にサウナ部」が立ち上がり、「服だけでなく肩書きも脱ぐ」ということをモットーに、職場の先輩後輩が、プライベートな相談をしたり、キャリアの悩みを打ち明けたりと、普段は出ない話題で盛り上がるといった動きもあるようです。

ではなぜ、「サウナワーカー」が増えているのでしょうか?
ニュースの記事や、ソーシャルの声を参考に、その理由を考えてみました。

一つ目の理由として、仕事の効率を上げるためということが考えられます。朝サウナの場合は、朝から血液の循環がよくなることで、頭がスッキリする、などの声が多く見られました。また、ちょっと会社に行くのが憂鬱な時でも、朝サウナをしてからだと、足取りが軽くなったというコメントなどもありました。

二つ目の理由として、心身ともにスッキリした状態で、仕事のミーティングなどをすることによって、お互いの意見を言いやすいフラットな関係を築くことができ、会社の会議室では出ないようなアイデアなどが生まれたりすることもあるようです。また、オープンイノベーションの場として、ビジネスパートナーを見つけたり、商談の場としても利用され、飲みニケーションの代わりとして活用されているようです。

ということで、「サウナワーカー」はこれからヒット習慣になる可能性があると思い、いろいろなカテゴリーでのビジネスチャンスを考えてみました。

◎「サウナワーカー」のビジネスチャンスの例
■オフィスの中に、コワーキングサウナをつくり、社員が自由に使えるようにする。
■スポーツジムの運営会社が、スポーツジムにコワーキングスペースをつくる。
■化粧品メーカーが、メイクなどもできるコワーキングサウナをプロデュースする。
など。

ぼくも、仕事でアイデアに煮詰まった時など、朝サウナやコワーキングサウナを積極的に活用し、脳みそをスッキリさせて仕事の効率化に取り組んでいきたいと思います。みなさんもぜひ、サウナワーカーを体験してみてください。

栗田 昌平(くりた・しょうへい)
統合プラニング局
ヒット習慣メーカーズ メンバー

インタラクティブプラナーとして、データやテクノロジーを活用したデジタルアクティベーション企画を考える仕事をしています。髪は長め。おなか弱め。谷中生姜とジャニーズが好き。ほぼ毎日キングダムを読んでいます。

▼「ヒット習慣予報」とは?
モノからコトへと消費のあり方が変わりゆく中で、「ヒット商品」よりも「ヒット習慣」を生み出していこう、と鼻息荒く立ち上がった「ヒット習慣メーカーズ」が展開する連載コラム。
感度の高いユーザーのソーシャルアカウントや購買データの分析、情報鮮度が高い複数のメディアの人気記事などを分析し、これから来そうなヒット習慣を予測するという、あたらしくも大胆なチャレンジです。