こんにちは。ヒット習慣メーカーズの武藤です。

冬本番!本格的な寒さになってきました。年末年始の疲れが出やすいこの時期。
みなさん風邪などひいてないですか?
先日、お休みを頂き、体調管理のため毎年行う人間ドックを受けてきました。
一通りの検査を終え、軽食を取りに近くのお店を探していると、園児たちがきちんと手をあげて交差点を渡っている場面に遭遇。
「えらいな~かわいいな~」と笑顔で見ていると信号が赤に。
渡りきれなかった園児は信号が赤になったことできちんと歩道の黄色い線から出ないで立っていました。
まだ理解できる言葉が少ない中で、色はちゃんと理解しているのだな。判断しているのだな。と思いました。

ということで、今回は「色の変化」によって理解、判断、対策が即座にできて日々の習慣が楽になる、「適材適色」を取り上げます。
見た目でわからないこと、どうしたらいいか判断できないことってありますよね。それが色の変化でわかったとしたらそれはありがたいことです。

昨年末ごろより、ミルクの飲み頃を色で知らせる「哺乳瓶」が話題になっています。
赤ちゃんにあげるミルクは一般的に適温とされているのが約40度。70度くらいのお湯で殺菌し、温度を下げてからミルクをあげます。
「哺乳瓶」の共起語を調べてみても、「熱い」「正しい調乳方法」がランキング入りしており、温度をきちんと調整することに対して関心をいだいている人が多いことが分かります。

〈「哺乳瓶」の共起語ランキング〉

出典)Topic finder

色の変化で適温がわかるようになれば、普段のミルク作りから「温度を測る」というひと手間が省けます。熱いと透明で適温で色が戻る仕組みになっているので、簡単に適温がわかります。見ただけで適温ですから、不慣れな人でも正しく調乳できますね。
SNSでも話題になっており「色で飲み頃を教えてくれるので温度調整がとっても楽チンでわかりやすい!」「温度を測る手間がなくなるのはすごく楽。お出かけの時の調温にも便利」「特にパパには助かる」との声がありました。

それと同様に、体温の変化を色で教えてくれる「おしゃぶり」や適温を教えてくれる「スプーン」などがありました。
意志疎通の難しい、体調が変わりやすい赤ちゃんへの対応はママにとっても難しいものです。色の変化を見て判断ができ、調べる手間が省け、すぐに対応対策ができることはとても画期的だと思われます。

他にも、紫外線量をTシャツの袖の色の変化で知らせてくれる「キッズTシャツ」が開発されています。曇りの日でも紫外線量って結構多いことをご存知ですか?
紫外線は目に見えないし、肌感では判断できません。ましてや曇りの日となると、油断してしまいがちです。その状況が自ら調べることなく一目でわかったら、予防もしやすくなります。目やお肌の弱い方には特に助かるのではないでしょうか。

さらには、植物に水をあげることで色が変化する、水のあげ時がわかる「ポットカバー」がありました。水あげを忘れてしまったとしても、ポットカバーを見るだけでタイミングがわかるのでうっかり枯らしてしまうリスクが減りますね。

ではなぜ「適材適色」が話題になってきているのでしょうか?

情報過多の時代、それらを振り分け、多くの判断をしないといけない昨今。その状況を色の変化で表現し、一目で判断ができ、わかりやすく、それにより調べたり記憶したり判断する手間が省けるからこそ、話題になっていると考えます。
色が変化していくさまって見入ってしまいませんか?みなさんも感じることがあるかと思いますが、色によって心動いたり、判断したりしませんか?人間の目から入る視覚情報のうち、80%以上が「色の情報」と言われ、人が色から受ける影響は大きいと考えられています。
冒頭にも申しましたが、赤ちゃんから大人まで「色」というのは身近で理解しやすいです。何色が何になる。という理解ができていれば、危険なことやうっかりミスを直感的に回避できるのではないでしょうか。

では最後に、「適材適色」のいろいろなビジネスチャンスを考えてみました。

◎「適材適色」によるビジネスチャンスの例
■ パスタやマカロニなどお湯から上げると良い頃合いになったら色が変化する。
■ サインペンやボールペンのインクが切れそうになったら使っていた色と違う色になり、替え時を教えてくれる。
■ カップ麺の出来上がり・食べごろをふたの色の変化で教えてくれる。
など。

ビジネスチャンスを考えていたら、私個人的な希望ですが、ワインの飲み頃をラベルの色の変化で知らせてくれるという商品があったらいいな。なんて思ってしまいました。
みなさんも色の変化を楽しみながら、ぜひ「適材適色」をお試しください。

武藤こずえ(むとう・こずえ)
統合プラニング局
ヒット習慣メーカーズ メンバー

旅、映画、音楽が大好き。
月に一回、温泉に入ることを実施中!
今年の目標は「やってみたい!と思ったら即行動」です。

▼「ヒット習慣予報」とは?
モノからコトへと消費のあり方が変わりゆく中で、「ヒット商品」よりも「ヒット習慣」を生み出していこう、と鼻息荒く立ち上がった「ヒット習慣メーカーズ」が展開する連載コラム。
感度の高いユーザーのソーシャルアカウントや購買データの分析、情報鮮度が高い複数のメディアの人気記事などを分析し、これから来そうなヒット習慣を予測するという、あたらしくも大胆なチャレンジです。