- マーケティングの基礎から、高度な戦略構想力まで。生活者発想の博報堂がご提供する有料研修プログラム。
【対象者】10代向けの商品・サービスに携わられている方。若年層の新規顧客取り込みに関心のある方。
2017年11月1日(水)15:30~17:30
80名
今から20年前、私ども博報堂生活総合研究所は子ども(小4~中2)を対象とした大規模調査を実施しました。
そのレポートとなる『子どもの生活1997』では、高度情報社会を生きる子どもたちを、世の常識や自分の役割、他者との関係などに俊敏に適応しながらスイスイ生きる「少子化時代のアメンボ・キッズ」と命名しました。
“子どもはいつの時代も変わらない”とも言われる中、はたして彼らは、この20年間でどう変わったのでしょうか。
このたび私たちは、10年ぶり3度目の調査を行うとともに、1997年・2007年からの時系列分析を行いました。
その結果、物心ついた時からデジタル機器に囲まれた「デジタル・ネイティブ」は、スマートフォンやタブレットPCを活用し、タダ(無料)が前提の新しいコミュニケーションや消費を楽しむ「タダ・ネイティブ」であるということが見えてきました。
人口がもたらすインパクトゆえ、社会は高齢者に目がいきがちですが、次代の日本を担うのは、“子ども”。
彼らを理解せずして、日本の未来は考えることはできません。
子どもの意識と行動の20年変化と共に、次代の日本を担う彼らが生みだしつつある新しい消費行動をご紹介します。
当日は、7月26日にJPタワーで開催されたサマーセミナー2017でもご講評頂いた研究内容の講演に加えて、主な調査データからの皆様の仮説を事前に募集させて頂き、それを元にしたディスカッションを予定しております。
未来の市場を考える機会として、ぜひご活用ください。
当日の流れ
- Part1. 子どもを取り巻く環境変化
現在の子どもを読み解く前提となる、この20年間に起こった子どもを取り巻くマクロな社会環境の変化について解説致します。 - Part2. 子ども20年の大変化
当研究所が実施した「子ども調査」の20年間の時系列変化から、子どもに起こっている価値観の変化を読み解きます。 - Part3. タダ・ネイティブ、あらわる
家庭訪問調査で発見した生活実態を元に、タダ(無料)が前提となった環境の中で、子どもたちが交流し、コンテンツを楽しみ、何にお金を使う意義を見出しているのか、深掘りします。 - Part4. タダ・ネイティブと私たち
新しい価値観を持つ子どもたちに対して、私たち企業はどのように向き合っていけばよいのか、重要となる視点についてご提言します。 - Part5. 研究員ディスカッション
今回の研究を担当した研究員が、ご参加者の皆さんから寄せられた調査データからの仮説も取り上げながら、講演で触れられなかったファインディングスも織り交ぜつつ、ディスカッションを行います。
生活総研の研究員を体験してみませんか?!
上席研究員の酒井です。
小4~中2の子どもたち。この20年でいろいろな意識変化が起こりました。
たとえば、「テレビの話は本当のことが多い」 47.9% → 71.3%。
さて、みなさんに質問です。
Q1) この数値の上昇の背景には、子どもたちの「どんな気持ち/環境の変化」が隠れているのでしょう?
Q2) これから、どんな行動が増えていくのでしょう?
Q3) これから、どんなモノ、サービス、コンテンツが求められていくのでしょう?
生活総研の研究員たちは、調査結果から、このように、いろいろな「仮説」を生み出していきます。
みなさんも、「仮説」を作ってみませんか?
いただいた中から5名の方の仮説を、研究員ディスカッションで取り上げさせていただきます。(参加記念品つき)
お題は下記より、気になるデータを選んで、上のQ1~Q3の「仮説作り」にチャレンジしてみましょう!
データ1 → http://seikatsusoken.jp/report/10372/
データ2 → http://seikatsusoken.jp/report/10429/
締切は、10月25日(水)。
詳しくは、講座申込後に届く、メールをご確認ください。
奮ってのご応募、お待ちしています!
開催日時 | 2017年11月1日(水)15:30~17:30 (受付開始 15:00) |
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申込締切 | 2017年10月27日(金) |
会場 | 博報堂ラーニングスタジオ(東京都港区赤坂)地図 |
定員 | 先着80名 |
費用 | 3,000円(税別) ※講座費用のお支払いはクレジットカード決済のみとさせていただきます。ご了承ください。 |
※競合企業の方、学生の方は、お申込の際に、ご連絡をさせていただく場合がございます。ご了承ください。
講師
酒井 崇匡 (さかい たかまさ)
博報堂 生活総合研究所 上席研究員
2005年博報堂入社。マーケティングプラナーとして、教育、通信、外食、自動車、エンターテインメントなど諸分野でのブランディング、商品開発、コミュニケーションプラニングに従事。
2012年より博報堂生活総合研究所に所属し、日本およびアジア圏における生活者のライフスタイル、価値観変化の研究に従事。
専門分野はバイタルデータや遺伝情報など生体情報の可視化が生活者に与える変化の研究。
著書に『自分のデータは自分で使う マイビッグデータの衝撃』(星海社新書)。
十河 瑠璃 (そごう るり)
博報堂 生活総合研究所 研究員
2013年博報堂入社。博報堂DYホールディングス及び博報堂DYメディアパートナーズにて経理財務業務に従事。
2016年より博報堂生活総合研究所に所属し、日本の生活者の消費意欲変化、ヒットトレンドを中心とした研究に従事。