HAKUHODO SOCILA ACTION

日々の仕事を通じて取り組む / hakuhodo i+d

つかってもらう解決策という幸せなかたち

hakuhodo i+d

筧 裕介

hakuhodo i+dは、“社会の課題をデザインで解決する”ことをミッションとしているソーシャルデザイン専門のセクションです。2007年に、「震災」をテーマにして阪神淡路大震災の教訓を生かすために行った実験的なプロジェクトからスタートして、現在では地域の問題や社会の課題に対して様々な解決策を実施しています。

非常時に名のるかたち「できますゼッケン」

2011年3月11日の東日本大震災発生時に、かつて行った震災に対するプロジェクトの成果を活かしてつくった「できますゼッケン」。アイデアを現実に活かさなければ意味がないと、今できることを冷静に検討した結果、混乱する現場で誰が何をできるのかひと目でわかるゼッケンをつくりました。阪神淡路大震災の教訓から生まれたアイデアなので、神戸市から発信したほうが届くのではないかと思い、すぐに神戸に行って担当者と議論を続けながら試作品をどんどんつくっていきました。実際に現場に持って行って動かしたのが3月20日頃です。今後はより使いやすいようにブラッシュアップしていきます。

一大事を見守るかたち「親子健康手帳」

子どもに関する課題を調査中に出会った医学部の学生が気づきを与えてくれました、母子手帳は面白いと。改めて自分のものを見直したところ、これを変えることで、育児環境が変わるんじゃないかと直感的に思いました。つくられるプロセス等を調べるうちに手応えを感じ、生活総研のプロジェクトとしてスタートさせ、平成23年度版から配布を開始して以来、採用自治体が増え続けています。現在は、社会的な取り組みとして企業にも参加を呼び掛け、日本の企業が日本の母子手帳を変えるという運動にしていこうとしています。

一大事を見守るかたち「親子健康手帳」

地域活性化の旅を誘うかたち
「COMMUNITY TRAVEL GUIDE」

i+dがスタートして以来、地方に行く機会が増え、実は小さな共同体にこそi+dが必要なのではないかと感じることが多々あります。そういう地域の経済支援・観光支援の一助となればと「COMMUNITY TRAVEL GUIDE」という書籍シリーズを立ち上げました。これは、その地に住む人を魅力的な観光資源として取り上げた旅ガイドのシリーズです。このシリーズによって、新しい旅のスタイルを楽しむ人が増え、地域経済の活性化につながることを願っています。

i+d ウェブサイト http://issueplusdesign.jp/