HAKUHODO SOCILA ACTION

日々の仕事を通じて取り組む / 博報堂生活総合研究所

多様性の時代にこそ求められる生活者発想を活かす試み

博報堂生活総合研究所
所長

石寺修三

博報堂生活総合研究所のウェブサイトはこちらから http://seikatsusoken.jp/

博報堂生活総合研究所は、博報堂が「生活者発想」を具現化するために1981年に設立し、独自の視点と手法による調査研究を続けているシンクタンクです。
2012年には、20年以上にわたって蓄積してきた『生活定点』の調査結果を無償で一般公開しました。この調査は、日々の暮らし向きから地球環境の行方まで、生活者の意識全般を1,500項目にわたって聴取したもので、企業や研究者だけにとどまらず幅広く活用いただいています。この行為は“調査結果≒答え”を開示したように見えますが、本質的には“問い”を社会に投げかけたのだと私は考えています。調査結果は時に自分の感覚値や予想と大きく異なりますが、そこで感じた「この違いはなぜ生まれたんだろう?」という驚きや疑問は、他者への興味や理解を深めるきっかけになります。
多様性の時代とは、自分とは異なる価値観を持つ人への想像力が求められる時代。だからこそ、人を多面的に理解しようとする生活者発想を活かす機会は今後ますます増えるのではないでしょうか。