HAKUHODO SOCILA ACTION

クリエイティブの力を活かす / TAP PROJECT JAPAN

 TAPの経験を積み、 アクションを進化させる

第二プランニング局

片平 真実

TAP PROJECTは、無料で提供される飲食店等の水に対して募金をすることで、世界の子どもたちに清潔な水を届ける取り組みで、2007年にニューヨークで始まりました。08年には全米に拡大し、09年から日本ユニセフ協会と組んで日本での活動を社内の有志のメンバーでスタートさせました。
以前から私たちは「デザインのビジネス化」を考えていました。06年に複数のグローバル企業が「(PRODUCT)RED」という共通ブランドの商品を開発・販売し、その収益の一部を「世界エイズ・結核・マラリア対策基金」に寄付するという活動を開始したのを知った時は衝撃でした。こういうことができるんだと思った。私たちも「社会の課題をデザインで解決する」ことに取り組もうと決めた頃、ちょうどTAPに出会い、共感して、すぐに発起人であるデビッド・ドローガと交渉するためニューヨークへ行きました。
寄せられた募金は、マダガスカルでの「水と衛生の支援活動」に活用されています。TAPは純然たるボランティアなので継続が重要だし、また継続が課題でもあります。私は、2年目の活動を行う前にマダガスカルに行って、子どもたちの様子を生で見ることができました。それが大きなモチベーションになっていますが、サステナブルに実行できる仕組みづくりも必要だと考えています。また、TAP を通じて得た知見を使い、博報堂オリジナルの新しいソーシャルデザインを生み出すことが、次の課題です。