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高橋啓一

社会・企業・生活者のつながりをつくる

企業のCSR(企業の社会的責任)や環境への取り組みが今までになく重要視される中、博報堂は企業、行政、NPO・NGO、生活者などをつないで、その活動を支援しています。

CSRや環境をテーマにコミュニケーションしていく際には、「パブリック」な視点を持つことが大事になります。企業市民と言いますが、この言葉の通り企業も大きな社会の中では、ひとりの構成員。ひとつのコミュニティとして全体を見て、さまざまなものとの繋がりのなかで、リングを描くことが大切になります。

そして、もうひとつは「ストーリー」作りが大事です。人の心を揺さぶり共感や感動を得るためには、何故その活動が行われているのか、どのようなユニークネスや苦労があるのか、今後どのように展開させていくのか、といったストーリー構築が不可欠になります。CSRや環境には、絶対正解の回答は無く、また扱う領域も広範です。ですから、生活者の視点で、コトバや活動のコアが何なのか、シンプルに絞った上で「パブリック」な「ストーリー」を再構築することがとても重要なのです。

例えば環境、とりわけ地球温暖化など、さまざまな要因が重なり合って発生している社会問題においては、ともすると「自分ひとりだけが何かしても仕方がない」という風に思ってしまうかもしれません。でも、逆に「自分の小さな行動が、世界を大きく変えられることができるんだ」と実感することができたら、そう信じられる世の中であれば、それはとても素敵なことだと思いませんか?

草の根で活動しているものを、例えば企業、例えば行政、あるいは例えば別の団体につないでいくことで、それがしっかりした、うねりのようなものになります。CSR活動においては、規模の大小はあまり重要だとは思いません。むしろ、小さな活動でも、それに携わった人、そしてそれに触れる人が、希望と安心をもって接する事ができることだと、そう思います。

生活者に関する深い知見を持つ博報堂は、世の中が何を求め、社会に対して何をすべきかを的確に判断し、クライアントにふさわしいCSR活動を提案し、実施しています。社会のニーズと企業の取り組みをうまくマッチさせ、社会と企業の関係をよりよい方向に導くよう努力しています。


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